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前回は「なぜ自分が薄毛になってしまったのか?」を自分なりに振り返ってみました。 なぜ薄毛になってしまったのか?原因を考える いい思い出ではないのかもしれませんが、当時のことを思い出してみるとやはり懐かしいですね。
で、今回は、足掛け20年にわたる薄毛生活のなかで、やってみた薄毛治療・薄毛対策について振り返ってみました。
こうして文字にしてみると、自分のことながら「色々とやってみたんだなあ」と感慨深いです。
結局今ではスキンヘッドにしてしまっているので、これらの治療は無駄だったということになるのかもしれませんが、少しでもこの記事を読んでくれた人の参考になれば嬉しいです。
やってみた薄毛治療・対策の一覧
まずは僕が経験した薄毛治療・薄毛対策は次の5つです。
- カモミールオイル
- 泥みたいなシャンプー
- プロペシア
- 液体窒素
- リアップ
では、それぞれについて振り返って見たいと思います。
これはあくまでも僕の個人的な経験なので、すべての人に当てはまるものではありません。その辺りはご理解下さい。
1,カモミールオイル
カモミールオイルは20代後半に円形脱毛が出来た時に試しました。僕にとって初めての薄毛対策でした。
当時は結婚まもない頃で、自宅近くのショッピングモールで買ったのですが、2000円くらいして、「結構高いな」と感じながらお会計したのを覚えています。
非常に懐かしいですね。
今ではそのショッピングモールもすっかり様変わりしてしまって、当時の面影はあまり残っていません。
効果は無かった
カモミールオイルは、1日に数回、脱毛箇所に塗り込むみたいな使い方だったのですが、残念ながら効果を感じることはできませんでした。
しかし、カモミールのいい香りがして、使い心地はなかなか良かったです。
2,泥みたいなシャンプー
20代後半、もう30歳に手がかかりそうな頃に試してみたのが泥みたいなシャンプーでした。
きっかけは、うちの奥さんがどこかから仕入れて来た情報でしたが、まだインターネット上の情報も今のように充実していない頃だったので、知り合いから聞いたとかじゃなかったかと思います。
この泥みたいなシャンプーは、都内の診療所で診察を受けて購入しました。値段は5000円位だったと思います。
薄茶色のドロっとしたシャンプーで、粘土みたいな匂いがしました。そういえば、最近使い始めたアレッポの石鹸に匂いが似ていました。
効果はあった
これは効果がありました。
毛が生えてきたのか、あるいは元々あった毛が元気になったのかはわかりませんでしたが、薄毛の状態がやや改善したのは確かです。
2、3度リピート購入したのですが、もう一段の改善効果が感じられなかったのと、金銭的に辛かったのが理由でやめてしまいました。
3,プロペシア
30代後半になり、もうごまかせない程に薄毛になってきたところで「プロペシアという薬が効く」という情報を知り、試してみました。
海外から個人輸入する方が安く手に入るようだったのですが、口から飲むものですし、なんとなく怖かったので正規輸入品を皮膚科で処方してもらって飲んでいました。
価格は28錠で9000円くらいでしたね。
効果はあった
プロペシアも効果はありました。
飲み始めてすぐ、一時的に抜け毛がひどくなったものの、その後毛量が増え薄毛が改善しました。
副作用として体の疲れや精力の減退感を感じる場合があると聞いていて、たしかに少しそれまでと違う感覚はありましたが、問題視すべきほどではなかったです。
プロペシアは1年と少し続けたのですが、効果が伸び悩んでしまったのと、期待できるのは「良くて現状維持」という事で先行きに希望が持てず、金銭的な負担も少ないなかったのでやめてしまいました。
4,液体窒素
プロペシアと並行して皮膚科でも治療を行っていました。
治療の内容は液体窒素での脱毛箇所の刺激です。急激に冷やす事で毛細血管を収縮させ、その反動で血流を良くし発毛を促進するというメカニズムだと聞かされました。
保険診療だったので、治療費は一回1500円くらいでした。
液体窒素はものすごく冷たいので、治療していると「冷たい」を通り越して「痛い」になってきます。
効果はあった
液体窒素も効果はありました。
治療を始めて間もなく、それまで毛のなかった部分にほんの少しだけ毛が生えて来たのです。
しかし、たまにしか行かなかったため効果が実感できず、しばらく通ったがやめてしまいました。
もっと頻繁に通えば違っていたのかもと思うと、、、少しもったいなかったですね。
5,リアップ
このリアップが僕の最後の薄毛への抵抗でした。
プロペシアの服用もやめ、皮膚科への通院もやめ、徐々に進んでいく薄毛、、
特効薬は望めないまでも何もしないわけにはいかないと思い、「発毛効果が認められた唯一の薬」というリアップの触れ込みを信じて試してみようと考えました。
効果は無かった
リアップも1年近く続けたのですが、残念ながら効果を感じることは出来なかった。
僕の薄毛はもう、その時には手遅れだったのもしれないですね。
朝と夜に脱毛部に塗り込んでマッサージするのですが、液が付着した部分が乾くと白く跡になるのが嫌でした。
これ以上続けても効果なさそうだと感じたので薄毛克服を諦め、以前に購入していたバリカンで頭を丸坊主にしました。
振り返ってみて
こうして改めて振り返ってみると、我ながら色々と試してみたものだなと、感心するとともに、懐かしく、そしてその頃の自分をいじらしく思います。
お金も無かったし、知識も不十分だったから、薄毛の治療や対策を徹底できたかといえばそうではなかったけれど、自分なりに頑張っていました。
しかし反省としては、取り組んだ薄毛対策がそれぞれバラバラに孤立してしまっていたために、お互いの効果を掛け合わせられなかったことです。
例えばもし、プロペシアとリアップを同じ時期にやっていたら、あるいは結果は違っていたかもしれません。
そう考えると、もう少しできたのかな?と思う気持ちもあります。
後悔はないが、、
結果として薄毛を克服できなかったことには、不思議と後悔はありません。
それは多分、スキンヘッドにしている今が快適で、そう感じている自分事が気に入っているからだと思います。
しかし、もし今からもう一度薄毛の初期に戻り、対策をやり直す事が出来るならば、、
- 早寝早起き
- 適度な運動習慣
- 食生活の改善
- 皮膚科通院
- プロペシア服用
- リアップ
これらを全部同時進行でやってみたいですね。そしたら確実に、それぞれ単独でやるよりも効果はあるはずです。
それでもボウズが最強では
でもやっぱり、ボウズやスキンヘッドにしてしまうほうが良いかも、、
結局のところ、自分はフサフサにはならない気がするし、なによりボウズやスキンヘッドは快適過ぎます。
床屋に行かないからお金もかかりませんし、慣れるまでは少し恥ずかしいですけど、慣れてくるとこれほど楽な髪型はありません。
最初にボウズにするときには確かに勇気がいりますが、それを乗り越えたら割と誇張抜きでパラダイスが待っています。
スキンヘッドにしてしまうと、そのうち人の目も気にならなくなってくるので、以前よりも生きるのが楽になりました。