不織布のプランターは普通に使えるので心配無用【フェルトのプランター】

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不織布(フェルト)のプランターを使いはじめて1年と少しになります。

購入にいたったきっかけは忘れてしまいましたが、改めて考えるとコスパは良いし丈夫で軽いし、普通以上に使えるいい買い物でした。

ということで、現在進行系で使用中のユーザーによる、不織布のプランターのレビューをどうぞ。

不織布のプランターとは

不織布のプランターというのは、文字通り不織布素材のプランターです。

「まったく想像できない」という人は、フェルト素材のトートバッグを思い浮かべてもらえればほぼOKかと思います。

Amazonなどでは「不織布プランター」または「フェルトのプランター」などとして販売されています。

本来「不織布」と「フェルト」は違うものではありますが、この場合、同じものと考えても大きな問題はないでしょう。

ちなみに、不織布とフェルトは原料が違います。

不織布は化学繊維で作られるのに対してフェルトは主に羊毛などの動物性繊維で作られます。

また製法において「織らないで作る」という点で共通していますが、実際の作り方は違っているようです。

僕がはじめて買った2020年1月頃は底の丸いバケツ型しかなかったのですが、今では四角形のものやら壁掛けタイプのものやら、色々あってびっくりしました。

使用実績

2020年1月から実際に使用しており、主にぶどうの苗を育てるのに使っていました。はじめて不織布のプランターに植え替えたときの記録はこちらです。 ぶどうを種から育てる育成記録〜その7

最初は「大丈夫かな?」と心配もあったのですが、ぶどうの苗も元気に育ちましたし、使っていて不便に感じることもありませんでした。

ぶどうの苗は大きくなってしまったので違うプランターに植え替えましたが、今でもどんぐりやハナミズキの実生栽培に使っています。 ハナミズキの種と柿の種をプランターに植え付ける どんぐりを育ててみようベランダで【どんぐり栽培記録 01】

不織布のプランターのメリット

安い

僕が使っているのは、サイズが直径18cmx高さ15cmで、5個入り1400円位の不織布のプランターです。

1個あたり280円位なので、探せばもっと安いプランターもあると思いますけど、まあ十分リーズナブルだと思います。

探したらもっとリーズナブルなものがありますね。

軽い

不織布なので軽いです。

プラスチックのプランターも別に重くはないですけど、不織布のプランターはきっと想像を遥かに超える軽さです。

丈夫

「不織布」と聞くと、「布でしょ?大丈夫なのかな、、、」と思いますよね?僕も始めは耐久性が気になっていました。

しかし、それはまったく問題ありません。1年以上使っていても、ほぼ劣化は見られませんでした。

何かをぶつけたり、高いところから落としたりしても破損の心配がないところも安心です。

持ち運びが楽

不織布素材で軽いのと、持ち手がついているので持ち運びが楽です。

場所の移動や手入れをする際の体への負担がまったく違います。

省スペースで保管できる

不織布のプランターは未使用の状態では折りたたんであるので、これまたびっくりするくらい場所を取りません。

僕は本棚にしまっていたのですが、場所を取らなすぎてどこにしまったのか忘れてしまいました。

逆に注意ですね

不織布のプランターのデメリット

軽い

「軽い」ということはメリットでもありデメリットでもあります。

なぜかというと、背の植物を植えた場合に重さがない分不安定になり、倒れやすくなってしまうからです。

我が家の場合、ぶどうの苗は支柱に誘引していたのでかなり伸びても問題はありませんでしたが、例えば僕の背丈くらいあるもみじを不織布のプランターに植えたとしたら、トップヘビー過ぎて不安定になってしいます。

リユースがしにくい?

繰り返し使うのには向かないかもしれません。

実際、僕はぶどうの苗を植え替えたときに、もともと植わっていた不織布のプランターは捨ててしまいました。

耐久性的にはおそらく何度か繰り返し使えるのだと思いますが、布地にこびりついた土や苔なんかをこそげ落として、さらに水洗いでもしてから乾かしてまた使うというのは面倒に感じます。

、、、でも、できないとことでもなさそうなので、次回は繰り返し使うことにチャレンジしてみたいと思っています。

使う前に気になっていた事

水はけは?

水はけはまったく問題ありません。

というか、むしろプラスチックのプランターよりも水はけや通気性は優れていると思います。だって、プラスチックは水も空気も通さないけれど、不織布は通しますからね。

保水力は?

保水力も問題ありません。

実際に使い始める前は水はけよりも保水力の方が心配で、「夏の暑い時期には干からびてしまうのではないか?」と気になっていましたが、結果的にはまったく心配無用、問題ありませんでした。

真夏のベランダでの使用でも、朝一度の水やりで水枯れしませんでしたし、夕方に触ってもまだ湿っているので、想像しているよりも保水力もあります。

他素材のプランターと遜色ない

他の素材のプランター、例えば素焼きや陶器、プラスチックのものと比べた時にも劣っているところは殆どありません。

決定的なデメリットになり得るのは「軽い」ということだと思うのですが、裏を返せばメリットにもなります。そう考えると、不織布のプランターは非常に優れた存在なのかもしれません。

不織布のプランターは普通に使える

ということで、不織布のプランターについて実際に使ってきた感想を述べてきましたが、一番お伝えしたいのは、「普通に使えるから大丈夫」ということです。

やっぱりプランターといえば素焼きやプラスチックのイメージがあると思うので、不織布のプランターがあるという情報を知っていたとしても、なかなかすぐに「使ってみよう!」とチャレンジできる人は少ないんじゃないでしょうか。

僕も少し購入を躊躇したのでその気持ちわかります

でも、普通に使えるので大丈夫です。というか、むしろメリットが多いのでおすすめできます。

まあプランターは機能だけじゃないですし、見た目の好みとかもあると思うので、「おすすめです!」と声を大にしていうわけではないですが、、、

でも少なくとも、興味を持っている人には自信を持って「普通に使えるので大丈夫ですよ!」とおすすめできます。

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