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僕はランニングを始めてから2年ほどになりますが、最近は休日に走りに行くよりも仕事帰りに走る「帰宅ラン」の方が多いです。
帰宅ランは手軽なので、これからランニングを始めたい人にもおすすめですし、走るとスッキリするのでストレス解消にも役立ちます。
ということで、この記事では帰宅ランのメリットと始め方を紹介したいと思います。
帰宅ランのメリット
メリット1:手軽に走れる
仕事が終わり、会社の外に出て、基本的にはそのまま走り出せばいいのでとても手軽です。
仕事終わりは適度に身体も気持ちも暖まっているので割とスムーズに走れますし、また「一日の仕事が終わった」という開放感があるので気分良く走れます。
メリット2:時間を有効に使える
休日に走るにはそのために時間を作り外出する必要がありますが、帰宅ランの場合帰ってくる時間を利用するので、時間を有効に使えます。
普段は電車やバスで移動するところを走るので若干時間はかかりますが、ランニングのために時間を確保するよりは、トータルで考えたときに効率よく時間を使うことができます。
下記のようなイメージです。
- 休日ランで5km走る場合=ランニング所要時間30分
- 帰宅ランで5km走る場合=ランニング所要時間30分ー通常の移動時間15分=実所要時間15分
、、、自分で書いてなんですが、今ひとつわかりにくいかもですね。
つまり、休日に30分ランニングする場合には30分がそのまま消費されますが、帰宅ランの場合はもともと帰宅のために必要な時間がその中に含まれるため、ランニングのために必要になる時間が差し引きされて少なく済むということです。
料理で例えると、パスタとうどんを茹でるときに、パスタを茹でた後にその茹で汁でうどんを茹でれば、鍋の水を沸騰させる時間が省けますよね、そんな感じかと思います。
メリット3:習慣化しやすい
さて、下記どちらの心理的なハードルが低いと思うでしょうか?
- A:自宅から着替えて外出しランニング
- B:外で移動中に徒歩をランニングに切り替える
Aの場合、まずランニングのための時間を30分〜1時間ほど作り、それから着替えて外出するという3段階が必要ですが、Bの場合はもうすでに外にいて移動のために歩いており、そこから走り出すだけでOKです。
つまり明らかに後者のほうが心理的なハードルが低く、簡単に実行可能です。簡単な方が継続しやすく習慣化しやすいです。
つまり、休日に時間をとってランニングするよりも、平日の仕事帰りに帰宅ランをするほうが、ランニングを習慣化しやすいといえます。
帰宅ランの始め方3ステップ
ここまで読んで、「帰宅ランが手軽で続けやすい理由はなんとなくわかったけど、実際どうやって帰宅ランを始めたら良いかわからない」という人もいるでしょう。
そんな人のために、実際に僕が帰宅ランを習慣化した方法を3ステップで紹介します。
ステップ1:最寄りの駅まで走ってみよう
まずは会社からの帰りに、最寄りの駅まで走ってみましょう。
服装や持ち物はそのままでOK、靴だけはなるべく走りやすい靴に履き替えて、とにかくまずは走ってみるのがとても重要です。
このときに覚えておいてほしいのが下記2つのポイントです。
- ゆっくり走る
- 歩いてもOK
みんな「ランニング」というと、それなりのペースでキビキビ走らないとダメみたいなイメージを持ちがちですが、全くそんなことはありません。
歩くより少し早いくらいのペースでゆっくりと走り、なおかつ苦しくなったら歩いても全然OKです。
これならば走ることが苦手な人でも「できそうかも」という気持ちになりませんか?
何かを始めるにはまず行動してみるのが重要です。ゆっくりでいいのでとりあえず走ってみましょう。
必要なもの
ステップ1で必要なのは、
- 走りやすい靴
です。逆に言うと、靴さえあれば走れます。
スニーカーでもOKで、僕もしばらくの間はコンバースのジャックパーセルで走っていました。
そして何度か走ってみて「楽しい」とか「また走りたい」と思ったら、安くてもいいのでランニングシューズを買いましょう。
ランニングシューズは軽くて走りやすいですし、履くだけで気分が盛り上がり、ランニングへのモチベーションが高まります。
ちなみに僕が初めて買ったランニングシューズはナイキのレボリューションでした。
価格が手頃ですが、普通のスニーカーよりは格段に走りやすいので、ランニング初心者にはおすすめです。
ステップ2:駅のトイレで着替えてみよう
次に、駅のトイレでランニングウェアに着替えて走ってみましょう。
ウェアは本格的なものでなくても動きやすいものならば何でもOKです。
行動のイメージとしては、
- 仕事が終わる
- 自宅最寄りの駅まで普通に帰る
- 駅のトイレで着替える
- 自宅まで走って帰る
といった感じです。
「自宅最寄りの駅からじゃ物足りない」という人は1つ2つ手前の駅から走ればOK。走って帰る区間が長くなればその分の交通費が節約できて、一石二鳥です。
必要なもの
ステップ2で必要なものは、
- ランニングウェア
- バックパック
です。
ランニングウェアと書きましたが、要するに走れる格好ならOKで、
- 暑い時期:半袖Tシャツ&短パン
- 涼しい時期:ジャージ上下
まずはこんな感じで全然問題ありません。
バックパックに関しても、必ずしもランニング用でなくても大丈夫なので、とりあえず持っているものがあればそれを使ってみましょう。
グレゴリー レイブン18レビュー【GREGORY RAVEN18】通勤OKのランニング用バックパック
スポーティーに傾きすぎないので、通勤にも違和感なく使えます。帰宅ランには超おすすめ。
ステップ3:銭湯まで走ってみよう
ステップ3は最近の僕のお気に入りでおすすめのメニュー、銭湯をゴールにして走る「銭湯ラン」です。
行動のイメージは、
- 仕事終わる
- 銭湯まで走る
- 銭湯で汗を流してスッキリ
- 風呂上がりに冷えたビール
- 気分良く帰宅
という感じです。
銭湯ランの良いところは、走った後の銭湯とビールがダブルでご褒美になっている点です。
ただ走るよりも確実にモチベーションが高まります。
必要なもの
ステップ3で必要なのは、
- 現金(銭湯代)
です。
銭湯の支払いはキャッシュのみなので、現金を下ろしておきましょう。
普段キャッシュレスで支払いをしている人は要注意です。
銭湯がない場合
東京だと割と駅の近くに銭湯があるのですが、働いている場所、住んでいる地域によっては「銭湯なんか無い」というケースも有るかと思います。
その場合どうしたら良いかというと、要するにご褒美のある場所をゴールにすればOKです。
例えば下記のように、
- 夜景のきれいな場所
- ビールが上手い居酒屋
- 彼女・彼氏の家
- コンビニ
とかでも良いと思います。
、、ちなみに東京都内を走る場合、僕のおすすめの目的地は東京タワーです。
東京タワーはきれいですし、遠くからでも見えるので道標として最高です。
東京タワーを正面に見ながら走っているとテンションが上り、多少疲れていても元気が湧いてきます。
とりあえず、走ってみよう
なにはともあれ、まずは深く考えずに走ってみたら良いと思います。
きっと思っているよりも簡単ですし、服装や靴がどうでも意外と走れるはずです。
帰宅ランをしていると、なんだか「やってる感」が湧き上がってきて自己肯定感が高まりますし、一日仕事して溜まったストレスも走ると割とスッキリするので、良いこと尽くめです。
唯一のデメリットとしては帰宅時間が遅くなることですね。
既婚者で奥さんが厳しい人は、事前に帰宅ランで帰りが遅くなることへの理解を得ておくことをおすすめします。