グレゴリー レイブン18レビュー【GREGORY RAVEN18】通勤OKのランニング用バックパック

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グレゴリーのバックパック「レイブン18」を購入し、快適な帰宅ランを楽しんでいます。

スマートなデザインで通勤にも違和感なく、もちろんランニング用としてのフィット感・収納量も申し分ありません。非常に満足な買い物でした。

購入の経緯

購入のきっかけ

仕事の帰りに走る「帰宅ラン」用に走りやすいバックパックが欲しかったのです。

長年愛用している、同じくグレゴリーのエクステンデッドミッションでも走れなくはないのですが、(実際に走っていた時期もある)やっぱりもっと軽くて体にフィットするランニング用のバックパックで走りたいじゃないですか。

、、、実はこのレイブンの前に、ランニング用バックパックのベストセラーであるノースフェイスの「マーティンウイング16」をAmazonで購入したのですが、、、実物が届いてみたらどうしてもピンとこなくて返品してしまいまして、、、

 

なんというか、あまりにも「ランニング用」過ぎて(そういうものなので当たり前なのですが)通勤に使うには違和感が強かったんですよね。

 

商品に問題があったわけではなく、返品したのは完全に自分の「選択ミス」なので、本当に申し訳なかったと思っています。

というような経緯で、通勤にも違和感なく使えるバックパックを探していました。

購入の決め手

購入の決め手は「デザインと収納力」です。

公式ページの商品紹介にもあるように、

ワタリガラス(レイブン)のように黒一色の外観に、リフレクター素材のトリミングを施したパックは、仕事帰りのランニングやフィットネスに励む人にピッタリのクールなモデルです。 オフィスから家まで、必要なものを運ぶのに求められる機能はすべて搭載しながら、無駄をなくしたミニマルなデザイン。<中略>流行のファブリック、トリミング、そしてディテールで、オフィスでもランニング時も、スマートに見えること間違いありません。

まさしくこの通りで、通勤にも普通に使えるデザインでありつつランニング用バックパックとして機能的で、しかも容量が18リットルありますので着替え・タオル・弁当などを入れてもまだ余裕があります。

通勤は毎日のことですし、あまりにランニング用に特化しすぎたストイックなバックパックだと使いにくくなってしますよね。

その点でこのレイブンは実にちょうどいい塩梅です。

そしてもう一つ購入の決め手になったのは、グレゴリーというブランドに対する信頼感でした。

僕はグレゴリーのカバートエクステンデットミッションという3WAYバックを6年位使い続けていまして、丈夫さや機能性にとても満足しています。

なので「グレゴリーのバッグならば間違いないはず」という安心感が大きく、このレイブンを購入するにあたっては不思議なほど不安がありませんでした。

レイブン18のデザイン・仕様など

デザイン

レイブン(カラス)の画像

まず、「レイブン」とはワタリガラスのことなのですが、その名のイメージの通り黒一色のバッグです。ちなみにこのレイブンは多色展開ではなく黒だけしか作られていません。

しかし、黒一色ではありますがパーツごとの素材感の違いによって、同じ黒でも全体にグラデーションがかかったように見えます。単調な印象は受けません。

また、バッグのメインボディを構成するファブリックの色・質感が良く、全体的に上質でスマートに見えるようにまとめられています。

スポーティーに傾き過ぎず、オフィスシーンにも十分溶け込める絶妙なさじ加減だと思います。

RAVENとCROW
カラスというとあまり良い印象がありませんが、欧米文化圏においてはワタリガラス(raven)と一般的なカラス(crow)は名称もイメージも全く異なります。

カラスがゴミなどを漁る「不浄」のイメージを持つのに対して、ワタリガラスは神話や聖書に聖なる使いとして登場するなど「善なるもの」として扱われているのです。

イギリスのロンドン塔でも常に数羽のワタリガラスが飼育されているのは有名ですよね。

サイズ

レイブン18の公称サイズは以下の通り、

27cm
高さ48.5cm
奥行き12cm

Amazonから届いて手にとってみた最初の印象は「思っていたよりも大きい」でした。

実際にエクステンデッドミッションと比べてみても、それほど大きくサイズは違わないことがわかります。

この「思ってたよりも大きい」のは僕にとっては望ましいことで、実際に着替えやタオルなどの荷物は余裕を持って入りますし、見た目にもそれなりの大きさがある方が通勤時にも違和感がありません。

あんまり小さいと「それで仕事に行くの?」って感じになっちゃいますよね

重さ

製品情報によると、レイブン18の重さは555gとなっています。

500mlのペットボトル飲料1本分とほぼ同じ重さということになりますが、そこから想像するよりも実際に持ってみるとだいぶ軽く感じます。

初めて背負ってみた時には羽が生えたかと思うくらい軽く感じました。おおげさに感じるかもですが、それくらいのインパクトはあります。

収納力

レイブン18の容量は18リットルということではありますが、実際にどれくらいの荷物が入るのかが気になるところだと思います。

実際に僕が使っている感じでいうと、

  • チノパン
  • 半袖シャツ
  • タオル
  • 弁当箱
  • 文庫本

このくらいの荷物をいれてもまだ全然余裕があります。この上に13インチのノートパソコンを入れても余裕です。

ノートパソコンが入るとは思っていなかったので意外でした。

例えば秋冬シーズンに着るものが増えたとしても、

  • パンツ(チノパン)
  • シャツ
  • 上着(パーカー)
  • タオル
  • ヒートテック上下
  • 弁当箱

試しに入れてみましたが、これくらいは十分入ります。かさばらない素材のものを選ぶなど工夫すれば結構余裕ができるはずです。

収納パートが豊富

収納力もさることながら、収納パートが充実していて便利です。

具体的には、

  1. メイン収納部
  2. メイン収納背面スリーブ
  3. 上部小物入れ
  4. サイドジッパー部
  5. サイドベルト部
  6. ウエストバンド部

という6つの収納パートがあります。

それぞれのパートをどのように使うのか、僕の例をあげてみると、

メイン収納部着替え・タオル・弁当
メイン背面スリーブ財布・文庫本
上部小物入れSuica・イヤホン
サイドジッパー部折りたたみ傘
サイドベルト部ペットボトル
ウエストバンド部

という感じに使い分けています。こうしてみると、通勤はもちろんのこと、小旅行程度ならば十分対応できそうですね。

で、このなかで僕が「超便利」だと感じているのが、サイドジッパー部の収納です。

ここはユニクロの折りたたみ傘がピッタリ入り、なおかつ行動時に雨が降ってきた場合はバックパックを背負ったまま傘を取り出すことができます。これが本当に便利です。

雨が多い季節でも、折りたたみ傘をこのサイドジッパー部に入れておけば安心ですし、荷物になりがちな折りたたみでない傘を手に持って移動するわずらわしさや、電車やバスに傘を置き忘れる心配から解放されます。非常に快適です。

また、ショルダーストラップ部分にもスマホが収まるポケットがあり、これもランニング時にマップ確認するためスマホを取り出す際にアクセスしやすくて重宝します。

機能性

しばらく使用してみて、「オンとオフ」「通勤とランニング」の両方にバランス良く対応するように考えられているなと感じています。

<収納のバリエーションが豊富>

これについては1つ前の項目で触れましたので詳細は省きますが、毎日の通勤と帰宅ランに必要十分な収納力を備えています。

<ファブリックの撥水性>

メインパートを構成するファブリックには撥水性があり、小雨程度ならば弾きます。

<トップヘビーのバランス>

このレイブン18はやや頭でっかちのデザインになっていて、下に行くほど先すぼまりになっています。

このおかげもあってある程度荷物を入れても重心が後ろに傾かず、バランス良く走れます。

<調整ベルト>

バッグの各ポイントにベルトがついていて、ユーザーの体型や荷物の量に合わせて調整できるように設計されています。

また、このベルトを締めた時に余ったバンドの先がプラプラするのを防ぐために、各所にバンドの先端を引っ掛けるゴムの輪っかがついています。

これがまたかゆいところに手が届くという感じで非常にユーザーフレンドリーだと感じました。

<ショルダーストラップ>

ショルダーストラップ、つまり肩紐、背負った時に肩に当たる部分ですね。

このショルダーストラップの幅は広く、そしてパッドも入っていますのでフィット感も良く、背負っていて痛くなることはありません。

もちろん調整可能になっていますので、体型に合わせてベストなポジションで背負うことができます。

<背当てにもパッド入り>

背負った時に背中に当たる部分には下地が入っています。

おそらくウレタン素材のパッドだと思うのですが、適度な剛性があるのでバックパック全体が型くずれせず、ランニングの際にもバランスを保ってくれます。

またこのパッドには凹凸あり、パックが背中全体に密着せず通気性が確保されます。つまり、ランニング中でも背中が熱くなりすぎないということです。

この背中の通気性は走っていても顕著に感じます。

レイブン18を使用しての感想

率直に言って大正解でした。「買って良かった」の一言に尽きます。

良いところ

良いところは全部ですね。

  • 通勤にも使えるスマートなデザインと質感
  • 帰宅ランに十分な収納量
  • 使い勝手の良く配置された収納パート
  • 快適にランニングできるフィット感

帰宅ランに必要とされる要素を十二分に備えた、バックパックの傑作だと思います。

気になるところ

今の所、特にないのですが、、、

あえて言うならば、ランニング中にショルダーストラップが乳首に擦れるところですね。

しかしこれはこのレイブンに限ったことではありませんし、ベルトでの調整や絆創膏を貼るなどして解消可能ですので、問題ないかと思います。

体型などによって個人差があることだと思います。

感想まとめ

「デザイン」「質感」「フィット感」「収納力」そして「折りたたみ傘が入る」と僕の希望を十分に満たした上でお釣りが来る買い物でした。

このレイブン18を買ったことで帰宅ランをより一層楽しめるようになり、趣味が一つ増えました。

多少大げさに聞こえるかもしれませんが、生活の質が向上したと感じています。やっぱりいい道具、お気に入りの道具があると気持ちも前向きになるものですね。

夜の東京タワー(赤羽橋交差点からの画像)
夜の東京タワー(赤羽橋交差点から)

僕は勤務先が都内なので、最近は東京タワーまで走ったりしているのですが、これが気持ちよくてとても楽しいです。

夜の東京タワーは本当にキレイですよね。

仕事の後のランニングは良い気分転換になって、ストレス解消にはもってこいの趣味だと思います。

レイブン18、価格は決して安くないですけど、僕の生活をぐっと楽しくしてくれたのでとても満足の買い物でした。

追記

2023年6月現在、レイブンシリーズは販売されていないということを知り、後継にふさわしいものを探してみました。

グレゴリー レイブン18の後継モデルを探す

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