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ランニング時にずっとかぶり続けていられるニット帽をやっと見つけました。
値段はややお高めではありますが、さすがの性能です。冬のランニングがより快適になり、大変満足です。
購入のきっかけ
スキンヘッドにしているため、冬のランニング時にはずっとウールのニット帽をかぶっていたのですが、走りはじめてしばらくすると熱がこもって汗だくになってしまい、結局帽子を脱いでしまいます。
脱いだ帽子はウェアのポケットに入れておくのですが、なにせ汗に濡れて重くなっているので邪魔なんですよね。
じゃあはじめから帽子をかぶらなければいいのでは?と思うかもしれません。しかしそれはスキンヘッダーにとってあまりに酷というもの。髪の毛がないのは想像以上に寒い。
というわけで、ランニングの時にずっとかぶり続けていられるような、帽子を探していました。
製品の仕様
特徴
まず、このサーマルバーサグリッドビーニーの特徴について、公式サイトから引用します。
ウィンターランニングに必要な保温性と汗処理機能、軽量性を兼ね備えた高機能ビーニーです。肌面側の起毛したフリース生地ををグリッド状に仕上げることで、かさ高を保ちながら、通気性も確保。高いフィット感となめらかな素材感で、長時間着用時にも快適です。
まさに僕の求めていた帽子です。
材質
材質はポリエステル95%、ポリウレタン5%。軽くて丈夫で速乾性のあるポリエステルにポリウレタンを少し混ぜて、伸縮性をもたせています。
この生地、公式サイトの説明にもあるように裏面のフリース生地が細かいグリッド状(格子状)になっていまして、これが快適なつけ心地の大きなポイントになっています。
また生地自体は非常に薄いですが、かぶるとしっかり暖かいです。
サイズ感
サイズはフリーサイズだけです。
適合する頭囲サイズの目安は56.5〜59.5cmということですが、かなり伸縮性がありますので、もう少しフレキシブルに対応できそうな気はします。
ちなみに僕は、身長175cmの体重69kgで頭のサイズはやや大きめのスキンヘッドですが、ピッタリでした。
重さ
かなり軽いです。
スポーツ用品店で手にとってみて「マジで?」と驚くほどの軽さです。
タニタのクッキングスケールでの実測してみたところ26gでした。
色
色は、ブラック・シルバー・カーキの3色です。
僕はウェアが青いのでシルバーを選びました。生地には光沢があって非常にいい感じです。
感想
実際に使ってみた感想を。
すぐ温かい
ウールのニット帽は寒い時にかぶると、はじめに「ヒヤッ」としますよね。すぐに暖かくなるけど、あれ、ちょっとイヤじゃないですか?
このサーマルバーサグリッドビーニーは、そんなことはありません。寒い部屋にしまっておいても、頭にかぶった瞬間から暖かいです。これが不思議なんですよね。
肌に触れる裏地の感触もとても優しいので、かぶるとホッとします。ずっとかぶっていたくなる肌触りです。
蒸れない
着用して1時間ほどランニングしても蒸れません。
ウールのニット帽の場合は身体が暖まってくると頭が蒸れて暑くなり、汗も流れてくるのでずっとかぶっていられなくなってしまいますが、このサーマルバーサグリッドビーニーは通気性が良いので大丈夫です。蒸れませんし汗が顔の方に流れてくることもありません。
もちろん、走っていると体温は上昇するので「身体が暖まってきたなあ」という感じにはなってくるのですが、そこから「暑い」という感じにはなりません。
ずっと「身体が暖まってきたなあ」といういい感じをキープしてくれます。すごい性能です。
当然ランニングをすれば汗をかきますので、走り終えた後のビーニーは汗で濡れ、触れればひんやり冷たい感じになっているのですが、走っている間は冷たさを感じることはありません。
走って身体が暖まっても暑くなりすぎず、かといって冷たくもならず、ちょうどいい状態で快適に冬のランニングを楽しめます。
チクチクしない
冬のスキンヘッドの悩みの一つに帽子をかぶった時の「チクチク」があります。特に室内などで毛糸の帽子をずっとかぶっているとチクチクして痒くなりますよね。
しかし、このサーマルバーサグリッドビーニーは、部屋の中でずっとかぶっていてもチクチクしません。これが裏地のフリースの柔らかさ&表面のグリッド加工の効果なのだと思いますが、とにかく非常に快適です。
手触りが良い
裏地は柔らかくて暖かい触り心地ですが、表面の生地にはやや光沢があり、サラッとしてとてもさわり心地が良いです。
裏地とは違い、表面の生地はふれるとすこしひんやりしていますが、決して冷たくはありません。
よく伸びる
よく伸びて頭にフィットするので、走っている時に気になりません。
僕がかぶると、前はちょうど目の上あたりから、後ろは首の付根近くまで、サイドは耳がすっぽりと隠れます。だから寒い日に走っても、耳が痛くなりません。
僕はイヤホンで音楽を聴きながら走りますが、この帽子をかぶっても全くイヤホンの邪魔にはなりません。
カッコいい
やはり、カッコいいですね。
この帽子をすっぽりかぶると、ちょっと水泳帽っぽくなります。だから一歩間違えると結構微妙な感じになりかねないと思うのですが、なんかカッコいいんですよね。
やっぱり、生地の質感だったり、デザインのディテールが良いのでしょう。
以前に着用していたウールのニット帽も悪くないのですが、こちらのサーマルバーサグリッドビーニーのほうが、よりランニングに最適化された見た目になるので、自然と気分も高まります。
値段は少し高い
税込み¥5,390円です。
主にユニクロのウェアで走り続けている僕にとっては、やっぱり少し高価に感じます。なのでスポーツショップで見つけてもすぐに買うことは出来ず、数日考えて「やっぱり欲しい」と確信してから買いました。
しかし実際に使ってみると、デザインも機能もとても満足できるものなので、十分それだけの価値はあると思います。
まとめ:まさに求めていたもの
「冬のランニング時に着用して暖かく、でも暑くなりすぎない。ずっとかぶっていられる帽子」
冷静に考えてみると矛盾するような要求で、自分でも探しつつ「希望に合うような帽子が、うまいこと見つかるだろうか?」と半信半疑なところも実はありました。
でも、見つかりました。このサーマルバーサグリッドビーニーが、まさに探していたその帽子でした。
おかげで冬のランニングが快適になっただけでなく、寒い日でもランニングにいくのが億劫じゃなくなりました。冬のランニングに対するハードルがだいぶ低くなったのです。
ちょっと他のニット帽を買いそうになった事もあったけど、妥協せずに探せて、良いものが見つかって本当に良かった。大変満足の買い物でした。