AQUAのドラム式洗濯機(AQW-FV800E)を使い始めて約一年、非常に良いのでご紹介します。
ドラム式洗濯機AQW-FV800E

スペック概要
洗濯容量 | 8.0kg |
サイズ(mm) | 幅595 x 奥行き625 x 高さ860 |
重さ | 約70kg |
詳細はメーカーサイトにて→AQUA ドラム式洗濯機 AQW-FV800E
AQUAというメーカー
AQUAというメーカーは三洋電機の白物家電部門にルーツがある企業で、現在は中国ハイアールグループの傘下入っています。
かねてより(三洋電機時代から)業務用洗濯機の評価が高く、現在日本国内シェアの7割を占めているそうです。
良いところ

デザイン
近所の家電量販店で見つけ、そのデザインが気に入りました。
シンプルでスッキリしておりどちらかというと角ばった輪郭ですが、女性受けを狙い過ぎていないデザインが潔く、清潔感が際立つ印象です。
価格が手頃
乾燥機能がついていない事もあり価格が手頃です。
同じくAQUAの乾燥機能付きの洗濯機と比べると半額ほどの値段で購入できます。
上に物が置ける
洗濯機上部が平坦であり物を置くことが可能です。
何かを常時設置しているわけではありませんが、洗剤を入れる際に一時的に置いたり、洗剤投入トレイを洗って乾かしたりする際などに洗濯機天板部を使用できて重宝しています。
洗濯時間が短い(早い)
毎日家族4人分の洗濯をしていますが、平均40分程度で終わります。
朝〜午前中早めの時間帯で2,3回、余裕を持って洗濯可能です。我が家のベランダは午前中しか日が当たらないので、洗濯時間が短縮できてとても助かっています。
清掃が容易
以前使用していた縦型洗濯機に比べ清掃が容易です。
日常使用後に、①洗剤投入口②扉部分③ゴムパッキン④本体表面(外側)を軽く拭き掃除していますが、今のところそれだけで綺麗な状態が保たれています。
悪いところ
「悪い」というほどではありませんが、公平を期すため気になるところも記しておきます。

洗剤量が分かりにくい
投入すべき洗剤量は洗濯開始後に数字で示されるのですが、それが実際どの程度の量なのかは説明書で確認する必要があります。
何度か洗濯しているうちに感じをつかめるのでそれほど大きな問題ではありません。
洗剤投入時間が短い
投入する洗剤量が表示されてから洗濯が始まるまでの時間が短く、洗剤を計量して投入する余裕がありません。
慣れるまでは、洗剤量が表示されたら一時停止して洗剤を計量し投入していました。
しばらくすると慣れるので、いちいち表示を見る必要がなくなります。
フィルター部の開閉にクセ
たまに清掃するフィルター(糸くずなどを濾す)部扉の開閉にややクセがあり、コツを掴むまで数回を要しました。
スリットに硬貨を差し込むと内部のフックが外れ、そのまま硬貨をつまみにして手前に引くと開く仕組みです。
使用する硬貨は10円玉が一番良いように感じます。
「ドライ」メニュー時の脱水
「ドライ」メニュー(おうちクリーニング)で洗濯する際、初期設定では脱水がやや不十分に感じます。
しかしこれはカスタム機能などで調整できますし、脱水のみ追加で行う事もできるので運用でカバー可能です。
我が家では現在、カスタムメニューを設定するのが面倒なので「ドライ」で洗濯終了後に追加で「脱水のみ」行っています。
購入前の懸念点について

事前に感じていた懸念について、購入・設置・使用してみてどうだったか記しておきます。
防水パンのサイズ・設置可能か?
メーカーサイトで説明されている設置に必要なサイズに対して、洗面所の防水パンの奥行きがギリギリで心配だったので、量販店の「設置場所確認サービス」を利用し、設置可能であることを確認してから購入しました。
実際に設置する際には付属の嵩上げ用パーツを使用してはいましたが、特に問題なくスムーズに行われていたように感じました。
静音性・うるさくないか?
「ドラム式洗濯機は音がうるさい」とどこかで見た記憶があったので心配していましたが、洗濯時の音はほぼ気になりません。
以前使用していた縦型洗濯機と比べるとかなり静かです。使い初めた頃は、あまりに静かなので洗濯しているのかどうかを確認しに行った事もあります。
まとめ・総括
シンプルで手頃な価格のドラム型洗濯機を探している人には非常におすすめです。
反対に、乾燥機能や多彩なメニューが欲しい場合には候補にならないでしょう。
またドラム式洗濯機の特徴として、扉を開閉するためのスペースが必要になる点を挙げておきます。
縦型洗濯機に比べて設置に必要な床面積が大きいので要注意です。