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このところ借金の整理を進めているのですが、弁護士に相談してみたらびっくりするくらい返済がらくになりました。
弁護士に依頼するコストはかかりますが、金銭的にも精神的にもそれに見合うメリットがあると感じています。
大抵初回は無料で相談できますので、借金で悩んでいたらすぐにでも弁護士に相談したほうがいいですよ。本当に。
どれくらい楽になったか
まずは、弁護士に相談する前と後で毎月の返済がどれくらい楽になったかについて。
毎月の返済額 | 借金総額 | |
相談前 | 約12万円 | 約300万円 |
相談後 | 約3万円 | 約100万円 |
差額 |
約9万円減 |
約200万円減 |
弁護士に相談する前は貯金する余裕はなく、毎月ほぼトントンでなんとかやりくりしていました。
今は普通に生活していれば毎月少しづつでも銀行残高は増えていきます。
なんで返済が楽になったのか?
では「なんで返済が楽になったのか?」についてですが、これは個人再生をしたからです。
個人再生とは
「個人再生」とは簡単に言うと、「借金を減額し、無理なく返済できる計画をたて、債務者の生活再建を支援する」制度です。→個人再生-Wikipediaより
個人再生のメリット
個人再生には次のようなメリットがあります。
借金が減る
借金の総額に応じてある程度まで借金を減額できます。
借金総額 | 最低返済額 |
100万円未満 | 借金の総額 |
100万〜500万円 | 100万円 |
500万〜1500万円 | 総額の5分の1 |
1500万〜3000万円 | 300万円 |
3000万〜5000万 | 総額の10分の1 |
※小規模個人再生手続きの場合
持ち家は残せる
「住宅ローン特則」という制度を利用することで、住宅ローンだけはそのまま払い続けながら債務整理できます。つまり持ち家を手放さなくて良いんですね。
僕の場合、自宅マンションは手放さずに済み、これまでと同じ生活を続けながら借金の返済が劇的に楽になりました。
参考
個人再生・住宅ローン特則とはイデア・パートナーズ法律事務所
返済猶予ができる
個人再生は、裁判所に申し立てをしてから裁定が下されるまでに3ヶ月〜半年ほど時間がかかります。それだけ手続きが複雑で手間がかかる手続きなのですね。
しかしこの手続に時間がかかるというのはデメリットでもある反面、裁判所の裁定が下されるまでの間は一切借金を返さなくていいので生活に余裕ができます。
個人再生手続きをする人は、この返済猶予期間ともいうべき間に生活の立て直しをしたり返済に当てるお金を貯めたりするケースが多いようです。
個人再生のデメリット
続いて個人再生のデメリットについて。
クレジットカードは使えなくなる
個人再生の申立を弁護士に依頼したときからクレジットカードを使ってはいけません。なぜならば「クレジット決済は借金だから」です。
今から借金の整理をしようとしているのに、それと並行してクレジット決済による借金を増やしてしまうことは道理に合いません。
また借金総額が増えれば増えるほど最低返済額も大きくなりますので、結局自分の首を絞める事になってしまいます。
手続きに時間がかかる
上でも述べましたが、個人再生手続きは申立から決着まで3ヶ月から半年ほど時間がかかります。
その間は返済猶予期間になるので金銭的には余裕ができますが、気持ち的にはスッキリしない期間が長く続きます。
またその間に個人の資産を勝手に処分することはできませんし、収入が減ると再生計画に影響がありますので転職活動にも全く自由にできるわけではありません。
やることが多い
「時間がかかる」ということはそれだけ「手続きが面倒」だということです。
個人再生の手続には必要な書類も多く、弁護士との打ち合わせ回数も多くなります。
平気な人にとっては何でもないことかもしれませんが、そういったことが苦手な人にとってはけっこうなストレスになるかもしれません。
借金で悩んでいるなら弁護士に相談
「借金の悩みは弁護士に」とかいうとなんだか広告みたいですが、、、実際に弁護士に相談して借金の悩みが劇的に軽くなった僕としては、「借金に悩んでいるならばすぐにでも弁護士に相談すべき」と強く思います。
借金についての相談をするべきなのは、お金を持ってそうな友人でもなく、家族でもなく、ましてや債権者でもありません。間違いなく弁護士です。
弁護士に依頼するメリット
債務整理を弁護士に依頼するメリットとしては、、
・合法的に借金が減らせる
・借金の取り立てが止まる
・債権者と代理交渉をしてくれる
というところでしょうか。必要にして十分なメリットですよね。
僕も弁護士に相談する前は、「もう少し毎月の返済が楽にならないかな、、、」とか「毎月の返済額を減らしたいけど、、債権者(銀行など)と話をするのは気が重い、、、」などといった悩みをずっと抱えており、常に憂鬱でした。
しかし今は毎月の返済額が減り、債権者と交渉する必要もなく、以前とは比べ物にならないほど気持ちが楽になりました。おかげで人生に対してもより前向きに考えられるようになっています。
弁護士は借金問題のプロ
弁護士は借金問題を解決するプロで一般人が知らない色々なことを知っています。
弁護士に相談する前、僕は「自分のケースは特殊だから借金の減額はできない」と思いこんでいたのですが全くそんなことはありませんでした。
今まで何年も必死に返済していたのですが、弁護士には「(借金を返してしまって)もったいなかったですね。」とこともなげに言われましたし、今になってみると自分でもそう思います。
借金を返せないのは犯罪ではない
借金はを返せるならばもちろん返したほう良いとは思いますが、事業に失敗したら借金は返せません。
事業がうまくいかずに借金を返せなくなってしまうことは、「失敗」ではあるが「犯罪」ではありません。やり直すチャンスがあって然るべきではないでしょうか。
普通に生活していると知る機会もありませんが、借金をした人の権利や生活を守る制度や法律もあり、そういった制度や法律を駆使して借金に苦しむ人を助けてくれるのが弁護士です。
弁護士費用はどれくらいかかるのか?
いざ弁護士に相談するというときに気になるのが費用のことだと思います。僕も相談する前はかなり気になっていました。
弁護士費用については、それぞれのケースによって違うので一概には言えないのですが、弁護士や法律事務所によってかなりばらつきがあるので、まずは何件か相談してみたほうが良いでしょう。
僕も依頼する弁護士を決めるまでに何件か相談をしてみましたが、対応や費用の見積もりは弁護士や法律事務所によって全然違っていました。
弁護士費用を安くするコツ
いくつかの法律事務所に相談してなるべくリーズナブルなところを探すのはもちろんなのですが、弁護士が何人もいたり事務員がいたりする法律事務所は、その分のコストが乗ってくるので弁護士費用は高くなりがちです。
なので弁護士費用を安く抑えたいのならば、小規模な法律事務所に依頼するほうが良いでしょう。独立して間もない若くて優秀な弁護士が一人でやっている法律事務所があれば理想的だと思います。
お金がなくても相談できる
経済的に苦しい人でも弁護士に相談できる「法テラス」という制度があるのをご存知でしょうか?
法テラスを利用すると、一定の基準に満たない収入の人が無料で法律相談を受けられたり、弁護士費用を建て替えてくれたりします。→法テラス
まずは無料相談してみよう
大抵の弁護士や法律事務所は初回の相談は無料なので、借金で困っているのならばまずは相談だけでもしてみるべきです。
相談すると自分では思いもよらなかった方法で状況を打破する道が見えてくるかもしれませんし、人に話を聞いてもらうだけでも随分気持ちが軽くなるものです。
費用や対応は法律事務所や弁護士によって本当に違いますので、まずは無料相談でいくつかの弁護士と話をしてみて、相性が良さそうでなるべく費用が安い弁護士を探してみるのをおすすめします。
弁護士や法律事務所を探すには、前述の法テラスの他にも弁護士ドットコムというポータルサイトがあります。→弁護士ドットコム
または、「借金 弁護士 東京」などのキーワードでGoogle検索し、表示された弁護士・法律事務所に片っ端から問い合わせてみてもいいでしょう。