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簿記の勉強をして、日商簿記3級のネット試験を受けてみました。
結果は無事に合格しましたが、予想よりも難しかったですね。少し甘くみていました。
きっかけ・動機
簿記の勉強をしようと思ったきっかけは、ひろゆきが「簿記は就職に役立つ」と言っているyoutubeを見たからです。
正直就職して働きたいわけではありませんが、なんとなく面白そうだったので本屋でテキストを購入して適当に開いてみたところ、割と面白そうだったので勉強することにしました。
準備・対策
準備期間
テキストを購入してから受験までは1年以上期間があるのですが、勉強を中断していた期間があるので実際に勉強をした期間は正味半年ほどだったかと思います。
1日の勉強時間は30分くらいの日もあれば2,3時間やった日もあります。平均すると1日あたり1時間半くらいかなと思いますが、あまり自信はありません。
勉強方法
勉強方法ですが、このテキストと問題集を4周しました。独学です。
わからないところは簿記系のyoutubeチャンネルを参考にしたりもしましたが、勉強のほとんどはこの2冊です。
まず初めに「簿記の教科者」の方を読み進めつつチャプターごとの基本問題を解いていきました。
もちろん初めはわからないことが多いですが、答えや解説を見ながらやっているとなんとなく仕組みがわかるようになるものです。
教科書の方を一通り読み終えたら問題集の方も一通り解いてみて1周目が終了。
そしたらあとは、教科書の問題→問題集の問題という順番で2回3回4回と周回を重ねました。
勉強の進め方の基本方針は社会人採用試験の時と同じです。こちらの記事にもう少し詳しく書いています。

それから「ネット試験対策」については特に何もしませんでしたが、これはやっておいたほうがよかったなと思います。
テキストによっては模擬ネット試験が受験できる特典がついているので、選ぶ際のポイントとして覚えておくと良いかもしれません。
試験結果
無事合格でした。
合格点が70点のところ76点だったのでギリギリではありますが、まあ合格すれば良いので良かったと思います。
正直もっと良い点が取れると思っていたのですが、やはりそう甘くはなかったようです。
感想
簿記は面白い
まず、簿記は面白いです。
パズルを解いていくような面白さがあり、数字がぴったり合っていたときの気持ちよさはなかなかのものです。
また、簿記というシステムは本当に良くできているなと感心させられることが度々あり、簿記の歴史などにも興味が湧いてきました。
まあ個人差もありますし、自分の中でのタイミングもあると思うので面白くない人ももちろんいると思います。
僕も昔、学校の授業で簿記の勉強をしたときは一ミリも面白いと思いませんでした。
でも今はすごく面白いと思います。だから勉強も続けられたのだと思います。
本番の試験は甘くない
本番の試験は思ってたよりも難しかったです。
テキストと問題集はほぼ完璧くらいにできていたつもりでしたが、いざ本番で少し毛色の違う問題が出ると少し頭が混乱してしまいました。
また、試験会場は慣れ親しんだ自分の部屋ではないのでやはり緊張しており、落ち着いて考えることも難しく感じました。
本番前は「楽勝だろ」とナメていましたが、そうは甘くなかったみたいです。
ネット試験に注意
今回「ネット試験」という試験形式で受験しました。
ネット試験というのは紙の問題用紙&解答用紙の統一試験ではなくパソコン端末で受験するもので、受験会場や受験可能日が多かったり、受験後すぐに合否判定が出たりというメリットがあります。
都合の良い場所・タイミングで受験できるのが良くて今回ネット試験を受けましたが、ネット試験対策(模擬試験など)と全くしなかったので、これまでの紙と鉛筆での勉強スタイルとのギャップが大きくて問題を解く際、予想以上に手間取りました。
次は2級を受験しようかなと思っているのですが、次回はペーパーテストの統一試験にするか、またはネット試験にするとしても今度はしっかり模擬ネット試験を受けておこうと考えています。
社会経験ありは有利かも
社会経験があると実際の商取引の実態がわかると思うので、それは簿記の理解にも役立つと感じました。
単純な文字情報だけだと理解しにくいことでも、自分が見聞きしたことと結びつくことでちょっとわかりやすくなると思います。
「昔ちょっと聞いた頃がある減価償却ってこういうことだったのか」とかいう風に理解しやすくなるというか、聞いたことがあるワードだと漢字の羅列に対しても少し拒否感がなくなるような気がします。
なので、今更とか思わずに、興味のある大人の人たちも勉強してみるのは良いのではないかと思います。
まとめ
今のところの自分の結論としては、「簿記は面白い」ということですね。
面白い理由は、「簿記というシステムが本当に良くできていると実感できる」のと「問題を解くのがクイズみたいで楽しい」からです。
面白くないことを頑張って続けられないタイプだということはわかっているので、この「面白い」という感覚は大事にしようと思っています。
また簿記の試験については今後もより上の級の合格を目標に続けていこうと思っています。
勉強を始めてしばらくは受験する気はそれほどありませんでしたが、勉強を続けているうちに「これは目標があったほうが良さそうだな」と感じて今回の受験に至ったわけですが、受験してみて良かったと思っています。
やっぱり合格したいというのは勉強を続ける励みになりますし、受験の結果がもし不合格だったとしても損することはないので「次こそ合格するぞ」というより強い動機になりそうな気がします。