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「スキンヘッドにしようかと思うのだけれど、、、その勇気がなかなか出ない。」
といった悩みを目にすることがあります。
今でこそ僕は平然とスキンヘッドで生活していますが、そこに至るまでには「薄らハゲ期」「落ち武者期」「魚鱗の陣期(サイドに残った髪を中央に寄せた状態)」などを経てきているので、「スキンヘッドにする勇気が出ない」という状態の悩ましさは、本当〜によくわかります。
しかし同時に、考え方を工夫すればそれほどの強い勇気が持てなくても、スキンヘッドにすることは十分可能だとも思っています。そもそも「スキンヘッドにする勇気」なんて、そう簡単に持てるものではありません。
とうことで、この記事では自分自身の経験をもとに、スキンヘッドにする勇気が出ない時の対処法や考え方について解説します。
一人でも多くの薄毛で悩んでいる人に、前向きな気持を持ってもらえたらとても嬉しいです。
スキンヘッドにする勇気とはなにか?
まずは「スキンヘッドにする勇気が出ない」とはどういうことか?そもそも「スキンヘッドにする勇気」とは何かということを考えてみましょう。
スキンヘッドにする勇気が出ない=周囲の反応が気になる
いきなり核心をつきます。結局のところ、「スキンヘッドにする勇気が出ない」というのは「スキンヘッドにした時の周囲の反応が気になってスキンヘッドにできない」という状態のことです。
少し想像してください。例えばあなたが、今後10年間部屋から全く外出せずに一人で生活すると仮定した場合、スキンヘッドにすることに抵抗を感じるでしょうか?
おそらくほとんどの人が「スキンヘッド?全然OK」と考えるはずです。
だって、スキンヘッドだろうがモヒカンだろうが落ち武者だろうが、自分以外の誰にも見られることがないわけですから、やりたい放題じゃないですか。
つまり、
スキンヘッドにする勇気が出ない=周囲の反応が気になるから思い切れない
ということなのです。まずはこれをしっかりと理解することが大切。
周囲の反応が気になるのは当たり前
そして、そうであるならば、「スキンヘッドにする勇気がある」=「周囲の反応が気にならない」という状態になればいいわけですが、周囲の反応を全く気にしないことは不可能です。
これは当然のことで、ごく一部の限られた人を除いて、ほぼすべての人は自分の周囲の人からどう見られているかが気になります。
人間は社会的な生き物であり、共同体を作ることで生き延び繁栄してきた長い歴史のなかで、仲間とうまくやることが生存のための最適解であることがDNAに刻みつけられているのです。
ですから、自分が何かをするときに仲間の反応や周囲の視線が気になることは当たり前で、「周囲の反応を気にして自分の意思を貫けないなんて、自分は弱い人間だ、、、」などと気に病む必要はありません。
人として、
周囲の反応が気になるのは当たり前
なのです。
むしろ「周囲の視線なんて全く気にならない」という人の方が、なんというか、若干アレな感じなので、、、色々と気をつけるべきだと言えます。
「スキンヘッドにする勇気」は持てなくて当たり前
以上の内容を整理すると、
「スキンヘッドにする勇気が出ない」ということは「周囲の反応が気になる」ということだけど、「周囲の反応が気になるのは当たり前」なので、つまり「スキンヘッドにする勇気が出ないのは当然」だということになります。
ということを踏まえた上で、「周囲の反応をなるべく気にしないようにして、スキンヘッドにするという目的を達成する」ための具体的なアプローチについて考えてみましょう。
周囲の反応をなるべく気にしないための具体的な考え方
僕自身の経験から重要だと思うのは、
- 周囲の反応はどうしようもないことを理解する
- いきなりスキンヘッドにしない
- 髪の悩みから解放された自分を想像する
という3点です。
周囲の反応はどうしようもないことを理解する
これはアドラー心理学ではより良い人生を送るための最重要課題ともいわれている「課題の分離」にあたります。
例えば、あなたがスキンヘッドにして学校や職場に行ったとして、友人や同僚はどんな反応をするでしょうか?
素直にびっくりする人、逆に何事もなかったように振る舞う人、なかには「いきなりどうしたの?」とストレートに聞いてくる人もいるかも知れません。
きっと人により色々な反応があると思いますが、ではその反応をあなたが望むようにコントロールすることはできるかと考えると、、、、これは難しいですよね。
自分に対して他人がどう感じるかは相手に委ねられていることであり、他の人の感情を思う通りにコントロールすることは基本的に不可能です。
であるならば、自分ではどうすることもできないことを気に病むことは無駄であり、その分の時間や労力を自分自身でどうにかできることに使おう、というのがこの「課題の分離」という考え方です。
スキンヘッドにした時の周囲の反応は、はっきり言って自分ではどうすることもできません。
しかしだからといって、スキンヘッドにすることをやめてしまって良いのでしょうか?周囲の反応を気にするあまり、自分らしくあること諦めてしまって良いのでしょうか?
僕は声を大にして「そんなの嫌だ」と言いたい。
人生は一度きりで、残された時間は他の誰でもない自分だけの大切な時間です。
自分ではどうにもならないことに消耗させられる時間を少しでも減らして、自分でコントロールできることにフォーカスできる時間を少しでも増やしたい!と思いませんか?
つまり言いたいのは、
スキンヘッドにするかどうかは周囲の人達ではなく自分自身が決めるべき!
ということです。
いきなりスキンヘッドにしない
これは要するに、「徐々に慣らしていこう」ということです。
「周囲の反応を気にしてもしょうがない」とはいうものの、普通の髪型からいきなり丸坊主のスキンヘッドにするのはやはり心理的なハードルが高いですよね。
周りの人たちもびっくりすると思いますし、何より自分自身にとっても大きすぎるギャップはストレスになってしまいます。
ということで、「よし、スキンヘッドにするぞ!」と決心したとしてもいきなりではなく、何段階かのステップを経てスキンヘッドにすることをおすすめします。
例えばあなたが今、普通の長さの髪型だと仮定して、
- 普段よりも短髪にする
- 更に短髪にする
- おしゃれボウズにする
- バリカンを買う
- セルフカットしてみる
- セルフカットで5厘にする
- ひげ剃りで頭も剃ってみる(スキンヘッド達成)
これくらい細かく段階を分けてスキンヘッドになっても良いと思います。
なんなら、3のおしゃれ坊主のところで茶髪にしたりしても面白いかもしれません。
スキンヘッドにいたる過程を細かく分けることで、自分も周りの人も自然と準備が出来ていきますし、やっているうちにステップをクリアすること自体が楽しくなってきます。
そしたら周囲の反応も気にならなくなりますし、なにより自分自身がスキンヘッドになる過程を楽しむことができるでしょう。
何事も達成するためには、「目標を細かく分け、簡単にすること」が大切です。
髪の悩みから解放された自分を想像する
今現在、薄毛で悩んでいる人にはなかなか伝わらないかもしれませんが、スキンヘッドにすると髪の毛に関する悩みから完全に解放されます。
「ウソつけ、うすらハゲがつるっぱげになっただけじゃないか!」という人もいるでしょう。
しかし、
自分の意に反して髪の毛がない状態
と
自分の意志で髪の毛をなくしている状態
とは全く違います。自分で髪の毛がない状態を選択している状態、つまりスキンヘッドにしていると、それ以前には考えられないほど気持ちが前向きになるのです。
「学習的無力感」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、薄毛の状態はまさにそれです。
学習性無力感とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。
なぜ罰されるのか分からない(つまり非随伴的な)刺激が与えられる環境によって、「何をやっても無駄だ」という認知を形成した場合に、学習に基づく無力感が生じ、それはうつ病に類似した症状を呈する。ーWikipedia「学習的無力感」より
好んで薄毛になる人はいませんし、薄毛に悩んでいる人は多かれ少なかれ薄毛を改善するための努力をしているものです。
にもかかわらず、努力が報われることは稀であり、あまつさえ「薄毛は自己責任」「薄毛は馬鹿にしてもOK」という世の中の風潮にも傷つけられています。「どうせ自分なんて、、、」とネガティブな気持ちになったとしても仕方がないのではないでしょうか?
しかし、スキンヘッドにすることでそんなネガティブな感情からも解放されます。
髪の毛のことで悩んでいるのなら、その悩みの元凶である髪の毛を取り除いてしまえば良いのです。
嘘みたいだけど本当です。
スキンヘッドになるとわかります。
勇気がなくてもスキンヘッドになれる
最後にお伝えしたいのは、「スキンヘッドにする勇気」というものは、待っていても湧き上がってくるものではないということです。
しかし、だからといって「勇気が出ないからスキンヘッドにできない、、、自分はこのままずっと薄毛を気にしながら悩み続けないとならないのか、、」と悲観する必要はありません。
自分の中で「スキンヘッドにする勇気」なるものが整わなくても、自分が恐れているものの正体を理解し、少しずつでも行動していけば、スキンヘッドにすることは十分可能です。
この記事を読んでくれた人は、そのために必要な最初の小さなステップをクリアできています。
その次のステップは「いつもよりも短く散髪する」でも「短いヘアスタイルに似合う帽子を買う」でも「スキンヘッドのかっこいい俳優を探してみる」でも、なんでもOKですので、前向きに取り組める「自分なりの小さな目標」を探してみてください。
そういった小さな目標をひとつずつクリアしているうちに、今よりもきっと前向きな気持になっているはずです。