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一律10万円の定額給付金の申請がオンラインでできる!ということでにわかに脚光を浴びているマイナンバーカード。
今後さらに活躍の機会が増えるはずなので、時間のある時に申請しておいたほうが良い気がして、僕も申請しました。
マイナンバーカードでできること
まずはマイナンバーカードを持っているとできること。
マイナンバーの証明
そのまんまですけど、マイナンバー(個人番号)の証明に使えます。
最近は、勤務先や証券会社から「マイナンバーを教えてくれ」と言われるようになりましたよね。(きっと税の管理に使われるのであまり良い気持ちはしない)
そのたびに自宅の書類ファイルからマイナンバー通知カードを探し出していましたが、マイナンバーカード通知カードは紙なんですよね。しかも交付から3年以上経っているせいかだんだん紙が劣化してきています。
その点マイナンバーカードはちゃんとしたプラスティック製のカードなので、免許証や保険証と同じ感じで取り扱いしやすいと思います。
次世代最強の身分証明証
現在最強の身分証明書は、住所・氏名・顔写真が一枚で確認できる運転免許証ですが、今後この最強の座はマイナンバーカードに明け渡されます。
下記表は、よく本人確認書類として使用されるものの比較ですが、圧倒的にマイナンバーカードのスペックが高いことがわかります。
見慣れない「電子証明」というのは、オンラインでの各種申請手続きの際にそれが本人によるものであることを証明するもので、簡単に言うとオンライン上での印鑑やサインみたいなものです。
そんな電子証明みたいな機能までついていて、マイナンバーカードの取得は無料で出来ますからね。
身分証明証のスペック比較
住所 | 氏名 | 顔写真 | マイナンバー | 電子証明 | |
マイナンバーカード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
運転免許証 | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
健康保険証 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
パスポート | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
住民票 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
行政手続きのオンライン申請
これは、今回のコロナウイルス絡みの定額給付金を例にあげると非常にわかりやすいと思います。
マイナンバーカードがない場合は郵送で紙ベースの申請、かたやマイナンバーカードを持っている場合にはオンラインによる電子情報での申請、どちらの手続きがはやく行われるかは比較するまでもありませんね。
コンビニなどで各種証明書が取れる
自治体によって内容は異なるようですが、住民票や印鑑証明などがコンビニで取得できます。
わざわざ平日に休みをとって、混んでいる役所へ行く必要が無くなります。
保険証として使えるようになる予定
これはまだ予定ですが、2021年の春から保険証としても使えるようになります。
これの最大のメリットは、就職・転職・引っ越しなどに伴う保険証の切り替えが不要になり、「保険証を持っていない」という期間がなくなることではないでしょうか。
僕も経験がありますが、転職などで保険証が一時的にでも手元になくなるとやはり不安になりますよね。自分だけならまだしも、僕の場合まだ子供が小さかったので尚更でした。
加入する保険への届け出はもちろん必要ではありますが、いざという時に保険証として使えるものを持っているのと持っていないのとでは随分気持ちが違うはずです。
でも普及率は15%
こんなに便利そうでしかも無料でもらえるカードなのに、2020年1月時点でのマイナンバーカードの普及率はまだ15%程らしいです。
僕も持ってないので偉そうなことは言えないんですけど、、、
なんで普及しないのかと考えると、現状「あんまり必要じゃない」ということになるのかなと思います。メリットを強く感じられないのではないでしょうか?
でも今回の定額給付金の件で一気にメリットがクローズアップされたはずですし、これからは今まで以上に色々なもののオンライン化が加速する気がするので、マイナンバーカードは早めに申請しておいたほうが良いと思います。
申請方法は4通り
- スマホから:無料
- パソコンから:無料
- 郵送で:切手代が必要
- 証明写真機から:700~1000円
スマホで申請するのが一番簡単ですね。子供のと自分の両方ともスマホで申請しましたが、一件あたり5分もあれば終わります。
スマホで申請してみよう
ということで、スマホでマイナンバーカードを申請する手順をご紹介します。
準備するもの
- マイナンバーカード交付申請書
- 顔写真(セルフィー)
登録用の顔写真は申請の途中で撮ることも可能ですが、事前に用意しておいたほうがスムーズです。
また、申請が差し戻される理由の約8割がこの顔写真の不備だそうです。こちらの「顔写真のチェックポイント」をよく読んで、いい写真を撮りましょう。
スマホでの申請手順
それでは申請の手順ですが、ざっくり言うと、
- QRコードを読み込む
- メールアドレスを登録
- 顔写真を登録
- 内容確認して完了
という感じです。
非常に簡単ですので予備知識は不要かと思いますが、、、無駄になるものではないですし、「どんな感じか気になる」という人もいるかと思いますので流れを簡単にご説明しましょう。
「左のQRコードを読み取るとスマートフォン等から交付の申請ができます。」と書いてあるのですぐに分かるはずです。
メールアドレスを入力したら簡単な画像認証がありますのでそれを済ませ、登録内容を確認して次へ。
そうすると今度はそこから先に進むための認証番号の入力を求められます。
また別のメールで認証番号が送られてきますので、もう一度メールを開いて認証番号をメモしてから先程のページに戻り、認証番号を入力します。
認証が済むとメールアドレスが本人のものとして登録され、次に進みます。
またこの画面では「電子証明書発行希望の有無」と「点字表示希望の有無」の選択も求められます。
内容を確認してOKならば登録完了です。
みんなも申請しよう!
手順を文章にするとなんだかちょっと大変そうに見えるかもですが、実際にやってみるととても簡単です。
予備知識ゼロで全く問題ないですし、顔写真さえあらかじめ撮影しておけば本当に5分ほどで申請は終わります。まさに「案ずるより産むが易し」です。
マイナンバーカードは今後使える場面が増えていくはずですし、どこかの段階では必須に近いアイテムになるのかなと思います。
ちなみに、個人的には運転免許証にかわるより強力な身分証が手に入るのが嬉しいです。
最近めっきり運転の機会も減っているので、もうしばらくしたら免許証を返納してもいいかなとも思っているんですよね。
ということで皆さんもマイナンバーカードを申請しましょう!
【追記 】マイナンバーカードを受け取ってきた
ウェブでの申請から約6週間後に「マイナンバーカードができた」という通知が来たので受け取ってきました。
受け取りの際に必要な物
受け取り窓口は最寄りの役所、受け取りの際に必要な持ち物は、、、
- 交付通知書
- 本人確認書類
- マイナンバー通知カード
です。以前に娘のマイナンバーカードを受け取りに行く際、法定代理人である自分の本人確認書類を持っていくのを忘れたので、今回は自分の本人確認書類(運転免許証)をしっかり持っていきました。
2種類の暗証番号を準備
また、役所の窓口でマイナンバーカードを受け取る際に暗証番号を設定しなければならないので、あらかじめ暗証番号を準備しておきました。
暗証番号は、
- 6文字以上16文字以下の英数字の組み合わせ
- 4桁の数字
の2種類用意しておけばOKです。
マイナポイントの案内も
自治体によって、または役所によって色々だとは思いますが、僕が行った役所ではマイナポイント事業の案内もしていて、専用の臨時ブースでマイナポイントの予約まで設定してくれました。
キャッシュレス決済とマイナンバーカードの普及のための国の事業で、対象となるキャッスレス決済を一つ選んで上限5000円分までのポイント還元を受けられます。→マイナポイント事業について:総務省
そこから先はどれで還元を受けるかで手続きの仕方が違うようなので、今日はとりあえず予約までで終了しました。
自分が日常使っているキャッシュレス決済方法でポイント還元を受けるならば、やっぱりSuicaが一番使いやすいので、Suicaで申し込もうと考えています。