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このところ毎日決まった時間に掃除をしているのですが、数日おきにやっていた頃に比べてどうも掃除が楽になったように感じます。
以前に比べて掃除をする回数・時間が増えているのにもかかわらず、以前よりも掃除が楽に感じるとはどういうことだろう?と考えてみました。
なぜ掃除が楽なのか?という疑問
この記事を書こうと思ったきっかけは、
「なんで毎日掃除をするようになったのに掃除が面倒でなくなったのか?」
という疑問です。
現在僕は、特別な理由がない限り毎朝7時過ぎから掃除を始めるようにしています。
掃除の内容は、
- 床掃除(掃除機)
- 風呂掃除
- トイレ掃除
が基本で、その他の部分については気がついたところを毎日少しずつ掃除しています。
そのおかげで以前よりも部屋がきれいに保たれ、快適に過ごせるようになったのですが、それよりも僕が大きなメリットとして感じているのが「掃除が苦でなくなっている」ということです。
普通に考えたら、
- 数日おきに掃除する
- 毎日掃除する
という2つの状態を比べた時、後者である「毎日掃除する」の方が掃除に費やす時間と労力が多い分苦痛に感じそうですよね。
でも実際には逆で、以前(数日おきに掃除をしていた頃)の僕が掃除について『そろそろ掃除しなきゃならないけど面倒だな〜(かなりダルい)』と感じていたのに対して、毎日掃除をするようになってからは『よし、じゃあ今日も掃除しようか!(ワクワク)』と感じているのです。
これを読んでいる人の中には「(ワクワク)は言い過ぎじゃないの」と思う人がいるかもしれませんが、驚くべきことにこれが本当で、要するに「掃除が苦じゃない」どころか「掃除が楽しい」とまで感じ始めているのです。
下表は掃除の頻度に伴って僕の心境や部屋の環境がどのように変化したかを簡単に表した物です。
掃除の頻度 | 数日おき | 毎日 |
僕の心境 | ・掃除をするのは面倒 ・できればやりたくない | ・掃除を面倒とは感じない ・掃除をするのは楽しい |
部屋の環境 | ・部屋があまりきれいでない | ・割と常に部屋はきれい |
こうしてみるとよくわかりますが、掃除を毎日やることには今のところデメリットがありません。良いこと尽くめです。
以前の僕は、漠然とではありますが「部屋がいつもきれい」と「掃除をする面倒という苦痛」はトレードオフの関係だろうと思っていたのですが、どうもそうではなかったようです。
これってすごいことだと思うんですよね。少なくとも僕にとってはかなり大きな発見でした。
仮説を立ててみる
では次に、
「なんで毎日掃除をするようにしたら掃除が苦じゃないどころか楽しくなったのか?」
ということについて、自分なりに仮説を立てて考えてみようと思います。
掃除は始めるまでが面倒
思い当たる人も少なくないと思うのですが、やる前は「掃除するの面倒だな〜」と思っていても、いざやり始めてみると案外そうでもなかったという経験ありますよね。
だから、本当のところは掃除という作業自体はそれほど面倒なことではなくて、どちらかというと掃除を始める意思決定をするのが面倒というか苦痛なのではないでしょうか。
つまり、「毎日掃除をする」と決めてしまうことによって「今日は掃除をする?しない?どうする?」と検討する際に感じるストレスがなくなり、結果として「掃除?別に面倒じゃないけど」という状態にになっているのだと思います
毎日掃除すると上達する
「自分の部屋を掃除するのに上手いも下手もない」と思う人もいるかと思いますが、意外とそうではありません。
実際に僕も以前は「掃除に上手いも下手もない」と思っていた人間なのですが、毎日掃除をするようになってからは「掃除が上手になってる気がする」と感じることが多くなりました。
具体的には、以前に比べて効率的に掃除ができるようになりました。
掃除の仕上がり(どれくらいきれいになるか)については正直にいって違いが分からないのですが、掃除を終わらせるのに必要な時間は明らかに短くなっています。
おそらく、毎日掃除をすることで「効率良く掃除する段取り」が自然と身について来ているのではないでしょうか。
部屋が汚れないから掃除が楽
毎日掃除をすると、常に部屋が本格的に汚れる前に掃除することになり、その結果として掃除が楽になっているのではないかと思います。
実際に、以前に比べると床に落ちている髪の毛や埃の量、また掃除機のフィルターにたまるゴミの量は明らかに少なくなっています。
毎日の掃除が習慣化した
毎日掃除をするようになってから1週間ほどで「毎日掃除をしないとなんだか気持ちが悪い」という状態になりました。
これはいわゆる掃除が習慣化した状態であり、毎日掃除をすることを脳が当たり前の習慣として認識したことによって「掃除をする=特別なイベント=面倒」から「掃除をする=普通のこと=面倒じゃない」となり、また同時に「掃除をしない=普通でない=気持ち悪い」という状態になったのではないでしょうか。
毎日の掃除が、「毎日風呂に入る」「毎晩歯磨きをする」といった生活習慣に近づいていっているのではないかと思います。
まとめ:毎日すると決めてしまうのは有効だが
主夫生活を始めたばかりの頃の僕は「掃除は面倒だからなるべくしたくない」「毎日掃除するなんて自分には無理な気がする」と思っていたので、毎日の掃除が苦でないどころか楽しくすら感じる現在の自分に驚いています。
また、これほどスムーズに掃除の習慣化ができた背景には、主夫生活を半年以上続けてきたことによって自分が主夫生活に順応してきていることがあるのかなとも感じます。
だから、主夫生活を開始する時点で「毎日掃除をする」と決めていたとしたらどうなっていたかと考えてみると、「生活リズムの変化による負荷」と「慣れない掃除を毎日するストレス」が辛くて、今の自分のように楽しみながら毎日の掃除をすることはできなかったかもしれないなと思います。
なので、何かを習慣化したいときに「毎日やるぞ!」と決めてしまうことは有効ではあると思うのですが、頑張りすぎてしまうのは逆効果ではないかと、そのように思います。