ベランダ園芸でよく使う道具・便利な道具9選【園芸歴15年】

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ベランダで鉢植えや盆栽を育てるようになってから、かれこれ15年位になります。

今まで色々な植物を育て、その多くは残念ながら枯れてダメになってしまいました。

しかしその経験のおかげで、ここ数年は鉢植えや盆栽を枯らすことがなくなり、また園芸用の道具も落ち着いてきました。

以前はムダ買い多めでした、、、反省。

結局、使うもの・必要なものはそれほど多くないんですよね。(自戒を込めて)

と、いうことでこの記事では、ベランダ園芸歴15年の僕が、「よく使う道具・便利な道具」を紹介したいと思います。

「これからベランダで、鉢植えとか育てたいな」という初心者の方にはもちろん、「なんか自分の園芸用品多すぎだな、、使わないものばっかり、、」とお悩みのベテランの方にも参考にして頂けるのではないかと思います。

じょうろ

まずは、「じょうろ」です。

ベランダで植物を育てようと思ったときに、他に何はなくともじょうろはあったほうが良いですね。

水やりは、園芸の基本ですから。

ペットボトルとかやかんなどでも代用可能ではありますが、毎日のことですし、じょうろのほうが楽に水やりできますし、植物にも優しいです。

ちなみに、僕のじょうろは100円ショップで買ったものです。

全然使えてますが、実はじょうろに関してはもう少し良いやつが欲しいなと思っています。

こんな感じの銅製のじょうろが欲しいけど、、、高額すぎる!

棚・ラック

「棚・ラック」もあると便利です。

ベランダに棚やラックがあると、小さな鉢植えをのせたり、ガーデニング用品を収納したり、限られたスペースを有効につかえます。

ベランダの床に鉢やプランターを直置きすると、汚れがついてしまうので、ベランダの美観を保つのにも棚・ラックは有効です。

僕がずっと使っているのは、10年以上昔に購入した無印のラックですが、全く錆びず、ほぼ劣化が感じられません。

恐ろしい商品です。
参考
亜鉛溶融ガーデンシェルフ無印良品

盆栽鋏

盆栽鋏を買ったのは5年ほど前です。

それまでは、枝の剪定などには別のハサミ(キッチンばさみなど)で代用していましたが、盆栽鋏は切れ味が違います。

盆栽鋏で盆栽や鉢植えの植物の枝を「ぱちん、ぱちん」と切るのは、とても気持ちがいいです。

そして、「ああ、今、自分は園芸をしているんだ。」という気分が、非常に高まってきます。

この「気分の高まり、高揚感」は侮れないと思います。そういうのがないと、趣味も続かないですからね。

僕が使っているのは、確か4,000円程のものだったかと思います。

普通に使って手入れをすれば、それこそ10年20年は使えますし、4,000円くらいで、いい気分になれるのならば安い買い物です。

キッチンばさみ

キッチンばさみは、ユーティリティーな道具です。

枝の剪定はもちろん、盆栽や鉢植えを植え替える際の根っこの切り落としにも使えます。

それから、地味ですけど、園芸用土の袋を開ける時なんかにも活躍します。

盆栽鋏は切れ味が鋭いのですが、刃が欠けやすいです。キッチンばさみは、盆栽鋏ほどの鋭さはありませんが、そのかわり多少無理をしても大丈夫です。

価格的にも盆栽鋏よりリーズナブルなので、その点でも気兼ねなく使えます。

僕にとっては欠かせない道具です。

銅線

銅線は、盆栽の整姿・枝曲げに使用するほかにも、あると便利に使えます

例えば、

僕はぶどう用の支柱を束ねて、自立する簡易的な「ぶどう棚」を作るのに使っています。

銅線は、柔らかくて曲げやすく、そのわりに強度があり、腐食にも非常に強いので、ベランダ園芸には欠かせない道具じゃないかと思います。

盆栽に置き肥を固定するための「ピン」としても使いますね。

ペンチ・ニッパー

ペンチとニッパーは、すぐ上で紹介した銅線を切り曲げるのに使います。

でも、両方はなくていいと思います。

どちらかを選ぶならば、1台で切って曲げることができるペンチになるでしょう。

しかしニッパーは、太くて固い幹や根っこを切ることができるので、あると重宝します。銅線も切るだけならば、ペンチよりもニッパーのほうが切りやすいです。

それほど高価なものは必要ないので、両方セットで揃えておくと良いかもしれません。

フェルトのプランター

フェルトのプランターは、現在進行系でぶどうを育てるのに使用しています。

Amazonで購入し、届いたものを見たときには「、、、大丈夫かな?」とやや不安もありましたが、今や、その不安は全くの取り越し苦労だったと言えます。

フェルトのプランターの大きなメリットは、

  • 落としても割れない
  • 圧倒的に軽い

という2点ですね。

この他にも、「取っ手があるのが便利」「苔がついていい感じ」などの良さも感じています。

デメリットは、、、今のところ特に感じません。

使いはじめてまだ1年にならないので、耐久性がどうかな?というのは少し気になりますが、価格が安いので、耐久性の不安はコスト面のメリットと相殺できると思います。

バケツ

バケツは、植替えの際に根っこや盆栽鉢を洗うのに使います。

バケツがないと、洗面所とかで洗うことになり、周囲を汚して奥さんなどに怒られます。バケツは買っておくことをおすすめします。

そして、バケツを買うならば、ポリバケツよりもブリキのバケツのほうがよりおすすめです。

理由としては、ブリキのバケツのほうが丈夫で長持ちします。

僕の使っているバケツも、10年まではいきませんが、けっこう長い間使っています。汚れてはいますが、まだまだ劣化なく使えています。

それから、ブリキのバケツのほうが重さがあるので、台風のときなどにも安心です。

ポリバケツは軽いので、風の強い日に外に出しておくと、すぐにどこかへ飛んでいってしまいますからね。

ゴミ箱

ゴミ箱が出てくるのは、意外に感じるかもしれませんね。

でも、ベランダにゴミ箱があると、かなり便利ですしベランダがきれいに片付きます。

ベランダに鉢植えや盆栽があると、どうしても落ち葉などが散らかります。

そんな時、ベランダにゴミ箱があると、「ちょっと拾っておこう」という気持ちになり、水やりや洗濯物を干す際などに、ちょこっと掃除がしやすくなります。

そうすると、割とベランダがきれいなままの状態をキープできるんですね。

ちょっとしたことなんですけど、ベランダにゴミ箱を置いておくのは効果ありです。

特別なものは少ない

あらためて自分で見直してみて感じるのは、「特別な道具は少ない」ということですね。

紹介したなかで、園芸用の特別な道具と言えそうなのは、「盆栽鋏」と「フェルトのプランター」くらいではないでしょうか。

あとの道具は、すでに自宅にあるものや100円ショップで買えるものでも代用できると思います。

ということで、「ベランダでなんか植物とか、育ててみたいなあ」という場合、はじめから道具を色々と揃えるよりも、とりあえず必要最低限からはじめるのがいいんじゃないかなあと思います。

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