ACアダプターの被覆修理をシールテープでやってみた話

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ACアダプターのコードってしばらくすると外側の被覆が破れてきますよね。

僕のPCは8年位前のなので、ACアダプターもかなり年季が入っていて、もう何度かコードの破れを直しています。

直すとはいうものの根本的な修理ができるわけではなく、市販のビニールテープを巻き付けるだけなのですが、、、しばらくするとビニールテープが剥がれてきちゃうんですよね。

 

例えばこんな感じ。

剥がれかけてくると見た目的にかなりよろしくなく、とても気になります。

「またビニールテープで直してもいずれ剥がれてくるし、何かいい方法はないものか?」と数日頭をひねった末、家にあったシールテープを巻きつけてみたらびっくりするほど良い感じになったのでご紹介します。

使ったもの

水道の配管工事などに使うシールテープを使いました。

元来は、配管から液体が漏れないよう継ぎ手の隙間を埋めるために使われるものなので、電気コードの被覆に使う人はあまりいないと思います。

しかし、シールテープの素材を調べてみると、ポリテトラフルオロエチレンとかいう耐熱・耐薬品性に優れたもので、絶縁材にも使われているらしく、まあ大丈夫だろうということでやってみました。

MEMO

ポリテトラフルオロエチレンはアメリカのデュポン社で開発され、1946年にテフロンという名称で商品化されました。なんと、あのフライパンとかのテフロンのことだったんですね。

手順

STEP1
古いテープを剥がす

まずは古いビニールテープを剥がします。

粘着剤が残りますが、多少ベタついてもきれいに仕上がりましたので、それほど気にする必要はないかと思います。

 

STEP2
剥がれてるところを巻く

次にシールテープを巻いていきますが、まずは被覆が剥がれているところを補強する感じで重点的に巻きます。

破れていないところとつなげるようなイメージで、少し前後させながらキツめに巻きましょう。

だいたい巻けたら、一度テープを切ってしまいましょう。(引っ張ると簡単に切れます。)

STEP3
広い範囲を巻く

仕上げに、いま重点的に巻いた部分を含めて、もっと広い範囲を巻きます。

テープを引っ張りつつ、キツめに巻きつけることで徐々に強度が出てきますので、ある程度しっかりするまで巻きましょう。

STEP4
テープを切って巻きつける

ある程度巻けたらテープを切り、最後までぐるぐる巻きつけてしまいましょう。

シールテープは引っ張ると簡単に切れますし、接着剤がついているわけではないのですが、指で抑えるように巻き付ければしっかりくっついて収まります。

STEP5
完成

以上です。割と簡単でした。

POINT

シールテープは切らずに輪っかのままで巻きつけたほうが扱いやすいです。

感想

ACアダプターの他にも、スマホの充電コードやイヤホンのコードなども同じやり方で修理してみましたが、いずれも非常に良い感じに仕上がりました。

まず、意外に施工が簡単です。

そして、シールテープに伸縮性があるため、引っ張りながら巻きつけることでコードにしっかりフィットします。さらに、ぐるぐる巻きにしても分厚くならず、それでいてコードとして必要な強度は出ます。

さらに、色が白いのでコードに馴染むので見た目的にも良い感じです。

あと気になるのは「どれくらい保つか」なので、しばらく観察してみようと思っています。

追記〜1ヶ月後

こちらは1ヶ月後の様子です。

いまのところ剥がれそうだったり劣化してきそうな兆しはありません。

 

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