東海道を歩く〜その3〜川崎宿から神奈川宿

川崎宿から神奈川宿までのレポートです。

品川宿を出て川崎宿に着いたのが午後1時前、そのまま神奈川宿へ向かいましたが、、やはり少し疲れてきまして途中で少し足も痛くなりました。

しかし、生麦を越えてから子安〜浦島の辺りは非常に趣深く、また時間をとってゆっくり散策してみたいと思わせられました。

前回のおさらい

前回は、品川宿から川崎宿まで歩きました。その様子はこちらの記事をご覧ください。

東海道を歩く〜その2〜品川宿から川崎宿

前回と今回は同日でして、品川宿〜川崎宿が午前の部、川崎宿〜神奈川宿が午後の部という感じになっています。

ということで、事前準備と持ち物も前回と同じですので割愛させていただきます。

道中の様子

川崎宿〜八丁畷

品川宿をスタートして1時間30分ほどで川崎宿に着いたのもつかの間、位置関係を確認して一息ついたら神奈川宿へ向かいます。

JR川崎駅前につながる通りは流石に大きく、人通りも多いです。

この辺りを通ったのは午後1時頃でしたが、Uber Eatsの自転車が何台か行き交っていました。

繁華街らしく、この辺りの旧東海道沿いには飲食店が立ち並んでいます。出発前に食べたカレーパンの腹持ちがよく、まだ全然お腹が空いてきません。

そうこうしているうちに道沿いに芭蕉の句碑を発見。芭蕉の句碑-川崎市教育委員会

芭蕉の最晩年、故郷の伊賀に旅立つに当たり、江戸の門人との最後の別れを惜しんだのがこの辺りにあった草だんご屋だったそうですが、、当時まだ51歳。

結局伊賀にはたどり着けず、5ヶ月後に大阪で病没してしまったそうですが、、、51歳って今ならまだまだ若いなあという印象ですけど、当時は老境だったのでしょうか。

芭蕉の句碑を過ぎるとすぐ京急の八丁畷駅です。

ここで今までずっと右手にあった京急の線路を渡り、鶴見までは線路を左手に見ながら歩きます。

八丁畷〜京急鶴見駅

逆光になってしまい見にくい写真で申し訳ありません。

八丁畷の「畷」という字は恥ずかしながら初めて知りました。真っ直ぐなあぜ道という意味だそうですね。

その昔、この辺りにはずーっと真っ直ぐに田んぼの間を通るあぜ道があり、それが名の由来だそうです。

八丁畷駅前を過ぎ旧東海道を進みます。この辺りはもう鶴見区ですが通り沿いには民家が多く見られるようになります。

道幅も狭く歩道は申し訳程度しかありません。いかにも旧街道といった雰囲気がプンプン漂っています。

そうこうしていると何やら古そうな社を発見。

熊野神社です。

熊野神社は全国あちこちにありますが、ここは「横浜熊野神社」と呼ばれているようです。横浜熊野神社-公式ページ

鶴見市場駅の近くですが、平日の昼過ぎということもあってかひっそりしていました。

横浜熊野神社を過ぎ、またしばらく歩いていくと鶴見川にぶつかります。

鶴見川を渡れば、間もなく鶴見駅です。

鶴見川橋を渡り始めたあたりで足の平が少し痛いことに気が付きますが、気になるほどではないのでそのままずんずん歩きます。

鶴見川橋の中程より河口方面を望む。少し先に見えるのが京急の線路です。

今まで京急には全く馴染みのない生活を送ってきましたが、こうして線路に沿って歩いてみると、なんだか親しみが湧いてきますね。

そこかしこに歴史のつながりを感じられるのがなんというか、いい感じです。

橋を渡り少し進むと開けた通りになります。

鶴見図書館前にある寺尾稲荷の道標。もうすぐ鶴見駅です。

足も痛いし、少し疲れてきた感じもするので道沿いのセブンイレブンで補給します。

そんなこんなで京急鶴見駅前に到着。

京急鶴見駅〜キリンビール工場

京急鶴見駅に着いたら、こんな感じで線路を越えて、「ベルロード」という小径に入ります。これが旧東海道につながっています。

ベルロード入口のゲートです。またまた逆光の写真で申し訳ありません。

サングラスしたままだと、明るさがよくわからないんですよね、、、

駅前のにぎやかなエリアを抜けてしばらく歩き、道沿いに民家が増えてくると右手には安産と子育てにご利益のある慶岸寺が現れます。

この辺りは「生麦魚河岸通り」というらしいのですが、たしかに鮮魚店などの商店が数軒あります。実に趣深い。

このマンションなども実に良い風情、、、この辺りはすぐそこに鶴見川があるという、リバーサイドエリアです。

そして生麦といえば、「生麦事件」ですよね。生麦事件-Wikipedia

生麦事件発生現場の案内板が道沿いにあります。

それからもう一つ、生麦といえば忘れてはいけないのが、、、

キリンのビール工場じゃないでしょうか!

この辺りでまた第一京浜と合流し、広い道を歩いていくことになります。

キリンビール工場〜浦島町

キリンビール工場は工場内を見学したり、併設のブルワリーでクラフトビールを飲んだりできるのですが、当日は定休日でした。

もっとも、ビールを飲んじゃったらそこから歩けないので、オープンしていても飲みませんけど。

ビール工場を過ぎてすぐ、首都高の下に隠れるように走る貨物車の列。

しばらくすると子安の一里塚の案内板が、、このチープな感じがなんとも良いではないですか。

そして突如現れる造船所。良い!

さらにマンションの敷地に掲げられた案内板。

子安は西洋野菜の栽培とトマトケチャップの製造を始めた農村のひとつらしいですよ。

子安を抜け、入江橋を渡ると浦島町に入ります。その名が示すとおり、あの浦島太郎に縁があるといわれている地域の一つです。浦島伝説|慶雲寺

この雰囲気がたまらず、少しだけふらっと道を外れて運河沿いを歩いてみましたが、この辺りも実に趣深い。

漁船などの係留地になっているようですね。

この運河沿いに浜通りという本当に超リバーサイドな通りがありまして、この辺りは絶対にまた来たいですね。

付近には銭湯などもあるようなので、いずれたっぷりと時間をとって訪れたいと思います。

浦島町〜神奈川宿

浦島町には名残惜しさを感じつつ、本日のゴールである神奈川宿までもうすこしのところまで来ています。ということで本線の第一京浜に復帰。

ずんずんずんと歩いていき、滝の橋を渡った辺りで案内板が。

この辺りはもうすでに神奈川宿に入っています。俄然元気になりました。

滝の橋を過ぎたらすぐに幸ヶ谷歩道橋を渡り、第一京浜を道向かいに移動します。

小学校側のレンタカー屋を過ぎたら、、、

すぐ右手に見える「宮前商店街」のアーケードをくぐります。この通りが旧東海道です!

右手に洲崎神社の鳥居が見えたらもうすぐゴール。

着きました!京急神奈川駅!

駅の側の案内板をスマホで写し、ここから電車で帰宅します。

記録

距離 9.94km
時間 1時間33分

少しは走りましたが、ほぼ歩いてました。途中で立ち止まって場所を確認したり、少し寄り道したりしたので、実際の所要時間は2時間を少し超えていたと思います。

なんだかんだ言ってまだ9月、曇りがちであったものの暑かったのでそれなりには疲れました。

でも一息つけばまだもう少し、次の保土ヶ谷宿までは歩けたかも。

感想

都内を歩いているよりも面白かったです。

下調べもほぼなく、道中のポイントにも全く立ち寄りませんでしたが、歩いているだけでも昔の面影を感じることができて、新しい発見もありました。

特に、浦島町の辺りにはまた絶対に来たいと思いました。

それから、今回はバックパックの胸と腰のバックルをしっかり締めていたせいか、前回のように肩が痛くなることもなく、ほぼ快適に歩き通せました。

翌日は(この記事を書いているのは翌々日)さすがに階段を登るのが辛かったけど、そのほかは筋肉痛もなく、ランニングを続けているおかげだなと、この点でも満足です。

ということで、次回は京急神奈川駅から保土ヶ谷、そして戸塚へと歩くことになると思います。

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