年賀状がいらないのなら、出さないを選ぼう【年賀状じまいのススメ】

「そろそろ年賀状を準備する時期か、、でも正直言って、年賀状はもらっても嬉しくないし、出すのも面倒でメリットが感じられない、、職場や友達との人間関係に、悪影響がないように年賀状をやめたい、、、」

と悩んでいる人は、年賀状をやめましょう。

現状として、ここ10年以上年賀状を出す人は減り続けていますし、そもそも年賀状自体が「挨拶に行くのが面倒だから」という理由で始まったものです。

ですから、「めんどうだから」という理由で年賀状をやめることに罪悪感を感じる必要はありません。

年賀状が「いらない」なら「出さない」

結論として、自分が「年賀状を出すのは面倒だし、もらっても処分するわけにもいかず、正直言って困る。」と思っているなら、出すのをやめましょう。

「そうは言っても、今までの付き合いもあるし、、、」と、年賀状を卒業することに不安を感じる人が多いかと思いますが、「年賀状ウザい、面倒、やめたい」と感じているのはあなただけではありません。

年賀状を出す人は、減り続けている

日本郵便が毎年発表している、年賀ハガキの発行部数の推移を調べてみると、2003年の44.5億枚をピークに毎年減り続けており、2020年用の年賀ハガキの発行枚数は23.5億枚と、ピーク時からするとほぼ半分の水準にまで減少しています。

平成から令和へ切り替わったのを機会に「年賀状じまい」をする人が多かったようです。

また、先に発表された2021年用の年賀ハガキの発行枚数は19.4億枚ですが、これは1972年以来、ほぼ50年ぶりに20億枚を下回る数字です。

今後もこの減少傾向は続いていくと予想されています。

しかし、日本の人口はそこまで減っていない

「日本は人口が減り続けているから、それに合わせて年賀ハガキも少なくなっているのでは?」と思う人もいるかと思いますが、いくら少子高齢化が進んでいるとはいえ、流石にそこまでの勢いで日本の人口が減少しているわけではありません。

年賀ハガキ発行枚数のピークだった2003年の日本の人口は約1億2700万人でしたが、2020年の人口推計は約1億2600万人です。確かに減少してはいるものの、年賀ハガキの発行枚数と比較してみると、その減り具合には明らかな差があることがわかります。

日本の人口 年賀ハガキ
2003年 1億2700万 44億5000万
2020年 1億2600万 23億5000万
約1%減 約47%減

つまり、みんな年賀状をやめたがっている

以上の事実から明らかなことは、

多くの日本人が、年賀状をやめたがっている。

ということです。

「年賀状ってめんどくさいしもらっても困る」と思っているのはあなただけではありません。多くの日本人がそう思っており、実際に年賀状を出さなくなっているのです。

だから、「年賀状をやめたい」と思うこと、そしてそれを行動に移すことに対して罪悪感を抱く必要はありません。それは世の中の流れに乗った、自然なことなのです。

年賀状をやめるメリット・デメリット

僕は昨年(2019年)出した年賀状で「年賀状やめます」宣言をしており、基本的に今後はもう年賀状を出すつもりはありません。

そういった状況にある僕が、年賀状をやめるメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

年賀状をやめるメリット

僕が考える年賀状をやめるメリットは以下の4点です。

  1. ストレスが軽減される
  2. 金銭の負担がなくなる
  3. 時間を有効に使える
  4. 本当に出したい人にだけ出せる

以下でそれぞれ解説していきます。

1,ストレスが軽減される

僕が年賀状をやめたいと思った一番の理由がこれなのですが、

  • 仕方なく、義理で適当に書いて年賀状を出す
  • 年賀状をもらっても読まず、輪ゴムで束ねてしまい込む

という状態が数年間続いており、

出したくもない、もらいたくもない年賀状を、続ける意味が見いだせない

というのが結構なストレスになっていました。

しかし、もう年賀状を卒業したので、そのストレスを感じることはありません。

2,金銭の負担がなくなる

僕は全然交友関係が広い方ではありません。それでも、毎年3千円〜4千円ほどを年賀状に使っていました。

金額としてはそれほど大きくないかもしれませんが、「これって、意味ないよな」と思っていることに使うとなると、割と気持ちのダメージは大きかったです。

3千円あれば美味しいものが食べられるし、好きなビールだって何本も買えますからね。

意味のない出費をしなくて良くなることは、大きなメリットだと感じています。

3,時間を有効に使える

僕は、昨年(2019年)に出した最後の年賀状は「ふみいろ年賀状」で作りました。【簡単・早い・安心の】ふみいろ年賀状レビュー、悔しいけど楽しかったかも

思っていたよりも簡単で、意外と楽しく作れたのですが、それでも、年賀状の作成から宛先の記入までで、2〜3時間ほどを費やしています。

時間に関してもお金と一緒で、自分にとって楽しいことや意味のあることに使う分には全然OKだと思うのですが、、、

「これって、意味ないよな」と感じることに時間を取られるのは、なかなかしんどいですよね。

ちなみに去年の僕は、

「年賀状に使う時間は無駄だな、その分、ブログを書いたり、好きな映画を観たり、ランニングしたり、もしくは昼寝したりしたい」

と思いつつも、

「まあ、今回で最後だから頑張って乗り切ろう」

と自分に言い聞かせて乗り切りました。

ということで、今年からは年賀状に時間を取られることがなくなりましたので、その時間を有効に(ブログや、映画鑑賞や、ランニングや、昼寝など)使いたいと思います。

4,本当に出したい人にだけ、出せる

これについては、「なんだよ、年賀状やめたんじゃないのかよ!」と突っ込まれるかもしれませんが、、、

僕はいわゆる義理でやり取りしていた数十通の年賀状はやめますが、本当に出したくて出していた年賀状はこれからも出し続けます。

その「本当に出したい年賀状」は2通だけで、

  • 小学校時代の恩師
  • 毎年面白い年賀状をくれる友人

以上の2人に出しているものです。

この大切な2通の年賀状は、今までその他多くの義理の年賀状に埋もれてしまっていましたが、これからは本当に心を込めて、それぞれに向けた年賀状を用意できます。

どんな素材で、どんなデザインで作ろうかと楽しみです。

年賀状をやめるデメリット

僕が思うに、年賀状をやめるデメリットは、

  • 気まずい

これだけだと思います。

「今まで毎年年賀状のやり取りをしてたのに、やめるのってなんか気がひける。」

ということですよね。

これに関しては、確かに僕も「なんか気がひける、本当にいいのかな?」という気持ちは多少ありました。

この「気まずさ」は、これまで律儀に年賀状のやり取りをしてきた人からすれば、抱いて当然の感情だと思います。

しかし、最低限のマナーを守った上でならば、年賀状を出すのも出さないのも基本的には自由なわけで、それほど気に病む必要もないのではないでしょうか。

それに、気まずいのは始めだけです。最初の山さえ乗り越えてしまえば、あとはもう面倒なことからは開放されます。

多少のデメリットに目をつぶってでも、行動に移す価値は十分にあると思います。

年賀状の上手なやめ方

と、いうことで年賀状をやめるメリットのほうが大きそうなので、「よし、やめよう!」と決めたときの年賀状のやめ方ですが、

結論としては、

今回の年賀状で最後にする。

がベストかと思います。

つまり、「私は次からは年賀状を出しません。」ということを年賀状に書き、相手に知らせてからやめる方法です。

この方法であれば、事前に告知をしてからやめるわけですから、筋は通っていますよね。

年賀状をやめる際の文例

僕は前回の年賀状に次のように書き、年賀状じまいの宣言をしました。

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

なお大変勝手ながら、今年で年賀状を卒業したいと思います。

今まで素敵な年賀状をありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

細かい部分は多少違っていたかもしれませんが、概ねこんな感じでした。

賛否あるとは思いますが、まあ、こんなもんじゃないですか?

考えられる必要な要素としては、

  • 新年の挨拶
  • 年賀状をやめる告知
  • これまでのお礼
  • 結び

以上でOKだと思いますので、簡潔ですが十分ではないでしょうか?

仮にもこちらから年賀状の関係を切るわけですから、それに対しての受け取り方は相手に委ねるべきだと僕は思うので、変に媚びるように言い訳めいたことを書くのは潔くないと思います。

また、ネットなどで少し調べてみたところ、「やめる理由を書くべき」とか「寒中見舞いで告知すべき」という意見がありましたが、、

年賀状をやめるにあたってのもっともらしい理由なんて、高齢と病気くらいしか思いつきませんし、寒中見舞いは相手には年賀状を送らせた上でこちらからは出してないわけで、かなり不意打ち感があります。

やはり、年賀状で「年賀状やめる宣言」をするのがベストではないでしょうか。

人とともに習慣は変化するもの

ここまで読んでくれた人の中には、「年賀状をやめるメリットとかやめ方はわかったけど、でもやっぱり、年賀状という日本の文化を廃れさせていいものだろうか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

しかし、今の年賀ハガキで新年の挨拶をする習慣も、もともとは直に会って新年の挨拶をする「年始回り」という風習が徐々にめんどくさくないように簡略化されて出来上がったものであり、時代に合わせて変化したきたものなのです。

だからむしろ、人々の意識が変わっているのに、今のままの習慣の中にとどまろうとすることのほうが不自然だと、僕は思います。

年賀状をやめたいときがやめ時

この記事を書くにあたって、年賀状じまいについて調べてあらためて感じたのは、

みんな他人のことを気にし過ぎ!

ということです。いや本当に。

「そりゃ自殺や鬱が増えるわけだよ」と、、、、正直ちょっと暗い気持ちになってしまいました。

もう集団で稲作しないと生きていけない時代ではないので、もっと自分の気持ちを肯定的に捉えて、自分の人生を生きることを考えていいんじゃないでしょうかね。

「年賀状をやめたい」と考える人は、今までの習慣や自分の行動に「これでいいのか?」と疑問を持っている人だと思います。

そんな疑問を持つ人にとって、いきなり「会社辞めます」とか「海外移住します」とかは飛躍しすぎかもしれませんが、「年賀状をやめる」ことくらいは自由にやって良いはずです。

そういった小さなことをきっかけにして、少しずつ人生は変わっていくものだと思います。

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