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「スラムダンク」超読んでました。
多く説明の必要はないかと思いますが、日本マンガ史に大きな足跡を残した名作です。
僕が高校〜大学の頃にジャンプで連載しており、特に全国大会の山王工業戦は毎週手に汗握りながら読んでました。ちょうどその頃はNBAを一生懸命に見ていた頃でもあり、相乗的にバスケにハマっていたのです。
で、なぜ今頃になってスラムダンク?ということなんですが、きっかけはこの出来事です。
参考
【追悼特集】コービー・ブライアント [1978-2020]NBA Japan
正直、特にファンだったわけではないのですが(ゴメンなさい)、スーパースターだったのでやっぱりショックです。
1人密かに追悼しつつ、「コービー中心にNBA歴代ベストチーム組むとしたらどうなるかな〜」なんて考えていたのが、いつの間にか「ということは、スラムダンクにするとこういうチームが、、、」となり、ピタッと気持ちよくハマるチームができました。
こんなことをしても、悲しみが癒やされるわけではないかもしれないけれど、この「僕の考えたスラムダンク最強チーム」には、誰がなんと言おうとバスケットボールへの愛が詰まっています。
だからその愛を、天国へ旅立った偉大なプレイヤーに捧げたいと思います。
ベストチーム選考の条件など
ベストチーム発表の前に、選考条件や選者(つまり僕)の好みなどを明記しておきます。こういったバイアスがかかっているということを頭に入れておいて下さい。
選考条件
- コミックスに登場する全てのプレイヤーが対象
- TV、映画オリジナルキャラは含まない
- スターター5人プラス、スーパーサブ1人の計6人を選出
選者の情報
- オールタイム・ベストプレイヤーはマイケル・ジョーダン
- 好きなチームはマジックがいた頃のレイカーズ
- オールタイム・ベストチームは’95-96シーズンのブルズ
スラムダンクオールスターチーム発表
それでは発表します。
ポイントガード:仙道彰
ポイントガードに仙道を持ってくる人はそれほど多くないのではないでしょうか?
しかし僕は、スラムダンクの登場人物の中で一番好きなのがこの仙道です。しかも、NBAのポイントガードで一番好きなのはマジック・ジョンソンです。
ということで、ポイントガードは仙道になります。
作中でも、神奈川県大会の決勝リーグ海南戦でポイントガードをつとめており、かつ全国屈指のプレイヤーである牧と互角に渡り合った実績がありますので、経験は浅くともポイントガードとしての能力は非常に高いです。
加えて190cmと身長が高く、ほとんどのマッチアップで有利な状況を作れるでしょう。
リーダーシップがあり、ゲームメイクが出来る、しかもパスセンス抜群でドライブからの得点能力も非常に高い、こんなスーパーなポイントガードがいることは、どんな相手にとっても相当な脅威になるはずです。
仙道をNBAプレイヤーでいうと
これはマジック・ジョンソンですね。
サイズのあるポイントガード、リーダーシップ、パスセンス、天性のスター性、どれをとっても仙道彰はマジック・ジョンソンです。間違いない。
シューティングガード:三井寿
グレていた期間のブランクがあるとはいえ、いまだ全国レベルにあると証明してみせた山王工業戦。あの試合のマン・オブ・ザ・マッチは間違いなく三井です。
最後のスコアを決めたのは花道ですが、その前のミッチーの4点プレイがなければ湘北の勝利はありませんでしたし、あの場面であのプレイができるのは三井寿をおいて他にいないでしょう。
このチームで求められるのはアウトサイドからの得点ですが、それだけでなく、ガードとして仙道をサポートする役割も期待されます。
バスケIQが高く、作中屈指のクラッチシューターでもある三井は、きっとこのチームのピンチ(になるのは少ないかもしれませんが)を救ってくれるはずです。
三井をNBAプレイヤーでいうと
連載当時、三井のモデルはレジー・ミラーといわれていたのですが、どちらかというと同じシューターでもステフィン・カリーに近いように思います。
サイズ的にも、プレースタイル的にも、よりスマートでクレバーなカリーこそが三井寿のイメージに近いです。
スモールフォワード:流川楓
スモールフォワードは、おそらく多くの場合で「流川か沢北どっち?」ということになるんじゃないでしょうか?
正直、僕も能力的には甲乙つけがたいし、現時点(作中の)の単体能力値でいえばむしろ沢北のほうが上だとすら思います。
ではなぜそれでも流川なのか?
それは、流川には「最後に勝つのはこの男」と思わせる底知れない凄みがあるからです。
、、、そんな凄みを持ったプレイヤーが、かつてのNBAにもいましたね?
そうです、マイケル・ジョーダンです。これは誰が何といおうと譲れないところですが、流川楓は間違いなくマイケル・ジョーダンです。
流川の負けん気の強さ、飽くなき勝利へ執念、信じられないプレーの数々、どれをとってもマイケル・ジョーダンそのものです。
プレイヤーをツールとして見たとき、ジョーダンよりも能力の高い選手は存在します。しかし、最後に勝つのはジョーダンです。そして流川もそういった選手だと思います。
流川をNBAプレイヤーでいうと
マイケル・ジョーダンです。説明は上記にて。きっと作者もそのつもりで書いていたはずです。
パワーフォワード:河田雅史
高校No.1センター、いやすでに大学レベルでも3本の指に入る実力を持つと評されていた河田兄が、本職のセンターでなくパワーフォワードで登場しました。
なぜならば、センターで使うべき選手が他にいるからです。(バレバレですかね)
いやでも、河田兄はもちろんセンターでも良いですけど、パワーフォワードにしたら最強だと思うんですよね。サイズがあってインサイドが強いのにシュートレンジが広い、こんな選手NBAでもレブロン以外にいませんよ。
持久力もあるので、若干ガス欠になりがちな某ガード2人(仙道・三井)がへばってきてもフォローできるはず。
河田兄をNBAプレイヤーでいうと
上でもう答えを言ってますけど、レブロン・ジェームズです。
河田兄のポジションはセンターで、レブロンのポジションはフォワードではありますが、タイプ的にはかなり近いと思います。
連載当時はレブロンがまだいなかったので、河田兄のモデルはオラジュワンだという声が多かったです。確かにサイズのあるセンターの割に器用なところは似ていますが、いまひとつピンとこなかったんですよね。
オラジュワンはNBA歴代屈指のセンターで、デカくてうまいけどゴツくはないじゃないですか。そこが引っかかってたんですよね。
でも、レブロン・ジェームズの登場でスッキリしました。河田兄=レブロンです。
「デカくてゴツくて強いのにガードまでこなせるなんて、そんな選手いねーよ!」と当時の僕は思っていましたが、いましたね。NBAは時々マンガよりもスゴイ。
センター:森重寛
「スラムダンク最強プレイヤー」との呼び声も高い河田兄を別ポジションに追いやってまで、センターで使いたいのがこの森重です。
作中ではそれほど多く登場するわけではなく、断片的な描写にとどまるキャラクターであるにも関わらずその印象は強烈です。全国のデビュー戦で50得点22リバウンド10ブロックというマンガみたいなスタッツをぶちかまし、圧倒的な強キャラオーラを出しまくってました。
プレースタイルの詳細は不明ですが、おそらく器用なタイプではないはず。しかし、それを補って余りあるフィジカルの強さはどんなチームに対しても大きなアドバンテージになるに違いありません。
森重をNBAプレイヤーでいうと
これはシャック、シャキール・オニールですね。
当時ちょうどNBAにシャックが出始めた頃で、強烈なインパクトを与えていました。だからきっとそこからインスパイアされて誕生したキャラクターだと思います。
それほどシャック登場のインパクトはすごかったです。懐かしいなあ。
スーパーサブ:桜木花道
「スーパーサブ」というと花道は怒りそうですが、バスケに限らずチームスポーツで勝つために優秀な控えは必要な存在です。
「サブ」より「秘密兵器」と言ったほうが良いですかね。
花道を選んだのにはちゃんと理由があります。
このチームの一番のリスクは、おそらく森重のファウルトラブルになるはずで、彼をフルタイムで出しておくことはできないでしょう。そうすると、河田兄と組んでインサイドを固めるプレイヤーがもう1人必要になります。
ガードを入れて仙道をインサイドにいれるパターンも考えましたが、それでは仙道の負担が大きくなりすぎてしまいます。また、インサイドプレイヤーとして考えたときに仙道は、残念ながらやや頼りない。
となるとガードではなく、パワーフォワード系のプレイヤーを入れるのが定石かなと。そうしたときに、花道はこのチームにフィットしそうです。
まず、他のメンバー全員の得点能力が高いので花道がシュートを決めなくても大丈夫です。しかしスピードや俊敏性、身体の強さなどを活かしたリバウンド能力は作中最高クラスなのでチームのボールポゼッションには大きく貢献できるでしょう。
河田兄・森重のインサイドは紛れもなく最強だと思いますが、河田兄・桜木のインサイドも負けないくらい強そうだと思いませんか?
それに何より面白そうだから見てみたいです。
花道をNBAプレイヤーでいうと
これも当時から有名でしたが、花道のモデルはデニス・ロッドマンです。
あの風貌や態度、プレイスタイルまで、どこから見てもロッドマンでした。そして僕はジョーダンも好きですがロッドマンも負けないくらい大好きでした。
やっぱり華があるプレイヤーは良いですね。
まとめ
ということで、もう一度振り返ります。
- PG:仙道彰(190cm 79kg)
- SG:三井寿(184cm 70kg)
- SF:流川楓(187cm 75kg)
- PF:河田雅史(194cm ?kg)
- C:森重寛(199cm 100kg)
- SUB:桜木花道(188cm 83kg)
いやー強そうですね、まさにドリームチームじゃないでしょうか。
ちなみにこんなスゴイチームを率いることができるのは安西先生しかいませんね。
おまけ:牧紳一
スーパーサブを選ぶとき最後まで花道と迷ったのが牧でした。僕は牧さんも大好きなので。
ただ、牧を入れるならばサブではなく中心であるべきで、そもそものチームコンセプト自体を考え直す必要があるかなと思い、あきらめました。苦渋の決断です。
牧さんのモデルは、、、難しいけど、ミッチ・リッチモンドあたりじゃないかと思ってます。
(RIP Kobe)