「携帯料金て高いよね、どうにか節約できないかな」と思っているドコモユーザーに朗報。
LINEモバイル に乗り換えると大幅に携帯料金を安くすることができます。
目次
携帯料金が月あたり5千円、年間6万円安くなった
僕はちょうど2年ほど前にドコモからLINEモバイルに乗り換えました。
その結果、携帯料金はひと月あたり約5千円、年間ではなんと約6万円も携帯料金を節約することができました。
ドコモからLINEモバイルに乗り換えてどれくらい携帯料金が安くなったのか、わかりやすくするために、実際に僕が支払ったLINEモバイルの直近12ヶ月間の料金とドコモの乗換え前の直近12ヶ月間の料金を表にして比較してみましたが、、、
あらためてこうして比べてみるとその圧倒的な違いにびっくりしますね。
携帯料金が月2千円になっている今の感覚からすると、月に7千円も携帯に使うなんて、正直言って考えられません。
ドコモ | LINEモバイル | 差額 | |
1 | ¥7,404 | ¥2,648 | −¥4,756 |
2 | ¥7,404 | ¥2,885 | −¥4,519 |
3 | ¥7,404 | ¥2,691 | −¥4,713 |
4 | ¥7,404 | ¥3,231 | −¥4,173 |
5 | ¥7,404 | ¥2,324 | −¥5,080 |
6 | ¥7,404 | ¥2,756 | −¥4,648 |
7 | ¥7,404 | ¥2,229 | −¥5,175 |
8 | ¥7,404 | ¥2,000 | −¥4,404 |
9 | ¥7,404 | ¥1,740 | −¥5,664 |
10 | ¥7,402 | ¥1,471 | −¥5,931 |
11 | ¥7,402 | ¥1,852 | −¥5,550 |
12 | ¥6,650 | ¥1,579 | −¥5,071 |
合計 | ¥88,090 | ¥27,406 | −¥60,684 |
平均 | ¥2,284 | ¥7,341 | −¥5,057 |
ドコモ:2016年5月〜2017年4月の12ヶ月間の料金を抽出
LINEモバイル:2018年4月〜2019年3月の12ヶ月間の料金を抽出
ドコモからLINEモバイルに乗り換えて使い方は変わったのか
これだけ料金が安くなったのだから使い方が大きく変わったのではないかと思われるかもしれませんが、実は使い方は基本的に同じです。
元々、通話はあまりせず、家族などとの連絡はほぼメールで済んでしまいます。
ネットも、ドコモのときは5GBの定額データパックを契約していたので、移動中に動画を見たりもしていましたが、5GBのデータ容量を使い切る月はほとんどなく、結構ガッツリ次の月に持ち越していました。
そんな感じだったので、月あたりのデータ容量を少なくすることには抵抗がなく、どちらかといえば、なんとなくネットを見てしまうクセを見直すいい機会になる、と前向きに考えられたのも良かったと思います。
LINEモバイルに乗り換えてからしばらくは、月3GBのデータ容量で契約していましたが、それでも使い切らないことが多かったので現在は一番少ない月1GBのプランにしています。
こういったプランの変更が、ドコモに比べると簡単にできるのもLINEモバイルのいいところだと思っています。
LINEモバイルって実際どうなのか?使ってみた感想を語ります
「でもやっぱり、ドコモに比べると、いろいろ良くないんじゃじゃないの?」と不安に思う人もいると思います。僕もやっぱり不安でした。
なので実際に使ってみてわかったことを、僕が事前に感じていた不安・疑問に答える形で書いていきたいと思います。
不安その1:つながりにくくなるのでは? 答え:そんなことはない
やっぱり、ドコモにくらべてつながりにくくなるんじゃないか?と思っていました。(まあ、多少そうなっても構わないとも思っていましたが、
でも、そんなことはありません。
LINEモバイルはドコモの通信ネットワークを利用しているので、つながりやすさはドコモと同じです。
ですが、ドコモのネットワークの一部を借りているだけなので、回線が混み合うと通信速度が遅くなることはあるようです。
もっともLINEモバイルを使い始めてからの2年間で、「やっぱりドコモに比べて繋がりにくいなー」とか「どこもにくらべると遅いなー」と感じたことはありません。
ドコモに比べてつながりにくくなるのでは?という心配はいらないと思います。
不安その2:通話料が高くなるのでは? 答え:そんなことはない
ドコモのときは、いくら通話しても2,700円定額のカケホーダイプランで解約していましたが、LINEモバイルにはそういった通話し放題の定額プランはないので、かえって通話料が高くなってしまうのでは?と少し心配でした。
しかしこれについては、LINEモバイルでどれくらいの時間通話すると2700円になるのかを調べることで、「ドコモよりも通話料が高くなってしまうことはないだろう」と理解することができました。
LINEモバイルの通話料は30秒あたり20円です。つまり1分あたり40円。
通話料金が2700円になるためには、2700÷40=67.5、すなわち1時間7分30秒の通話時間が必要になります。
こんなに長い時間通話する人って、今は少ないのではないでしょうか?だいたいの連絡はメールやSNSで済んでしまいますよね。
不安その3:手続きが面倒なのでは? 答え:とても簡単
ドコモの前にはソフトバンクと契約していました。
ドコモにしろソフトバンクにしろ、携帯の契約や手続きは時間がかかって面倒なもの、と思っていました。しかし、LINEモバイルでは、店舗へ出向く必要もなく、オンラインで簡単に手続きができます。
詳しい手続方法はLINEモバイル公式ページにあるので省略しますが、手順を簡単に説明すると
- ドコモでMNP転出の手続きをする
- LINEモバイルに申し込む
- SIMが届いたら開通手続きをする
この3ステップだけです。あの、混んでいる携帯ショップに行く必要はありません。
もちろん、今使っている電話番号をそのまま使うことができます。
まとめ:心配はいらなかった
実際にLINEモバイルにしてみて、事前の心配は杞憂だったということがわかりました。
逆に、こういった心配ごとにとらわれて、ドコモからの乗り換えを見送っていたらと考えると、、恐ろしいですね
LINEモバイルに乗り換えてよかったところ
携帯料金がやすくなったことの他にも、LINEモバイルに乗り換えてよかったところはたくさんあります。
LINEの通信量がカウントされない:実質無料
LINEのやりとりはデータ通信量にカウントされません。
だからどれだけ頻繁にLINEのやりとりをしても使えるデータの容量は減らないし、仮にその月のデータ容量を使い切ってしまい、通信速度が制限された後でもLINEに関しては通常通りの通信速度で使えます。
LINE通話が実質無料で使える
LINEユーザー同士がネット回線を通して通話ができるLINE通話、これもデータ通信にカウントされません。なのでLINEユーザー同士は実質タダで通話することができます。
ちなみに我が家は家族全員でLINEモバイルなので、家族間のやり取りはLINEとLINE通話で済ませています。つまりタダで済んでいるのです。
料金や通信量の確認がLINEで手軽にできる
料金のお知らせはLINEのアプリ上で確認できます。
支払い金額の確定通知もLINEで受け取れるのでとても楽ちんです。
その他、契約内容の確認や、データプランの変更などもすべてLINEで完結します。つかいかたもわかりやすく、このあたりはドコモと比べて非常に使いやすくできています。
契約に関する縛りが少ない
LINEモバイルの縛りは、音声通話SIMを12ヶ月以内に解約したときの解約金(9800円)くらいです。
他の携帯会社のプランだと2,3年の縛りがあるプランが多いので、それに比べるとだいぶゆるい縛りだと思います。
すべてがシンプルでわかりやすい
これは、僕がLINEモバイルに決めた大きな要因でもあります。
LINEモバイルは、とにかくシンプルで抜群にわかりやすい。
他の携帯会社は、価格的にはLINEモバイルと同じかより安いプランを提供しているものの、いかんせん付帯条件が多くてわかりにくい、そういうのにもう疲れてしまいました。
2年契約にしたら24ヶ月間はいくら割引するとか、楽天の会員になればこれだけ割引するとか、料金を比較検討しようにも条件分岐が多すぎてややこし過ぎます。
穿った見方をしなくても、どうにかごまかして携帯会社の方に都合のいい条件で契約させて、料金を搾取しようと考えているように思えてきます。
その点、LINEモバイルは、キャンペーンの割引以外は条件付きの割引プランなどもなく、非常に料金体系がわかりやすくてよろしい。携帯会社の中で唯一ユーザビリティを重視していると言っていいのではないでしょうか。
LINEモバイルに乗り換えてよくなかったところ
よくないところはほとんどありませんが、あえて言うならば。
ツムツムにハマってしまった
実は、LINEモバイルにしてからLINEを使い始めたのですが、子供にすすめられて「ツムツム」にハマってしまいました。
今はもうやっていませんが、一時期は暇な時間はすべてつぎ込むほどにハマっていたので、その時間は無駄だったかなと思っています。
ドコモだという優越感がない
なんだかんだ言って、ドコモにはブランド力があります。
ドコモと契約している間は、やはり「ドコモだし」という安心感や優越感のようなものがありました。だからLINEモバイルに乗り換えるときは、正直なところ「ランクを落とす」ような感覚はありました。
でもLINEモバイルを使い始めて2年たった今ではもうそんな気持ちはありませんし、そういった感覚をもっていた自分を滑稽だなと感じます。
まとめ:こんな人におすすめ
この記事を書くにあたり、久しぶりにドコモのサイトを見ましたが、相変わらず料金が高いですね。あれだけの料金をあまり疑問に思わず毎月固定的に支払っていたのかと考えると、自分のことながらゾッとします。
L仕事などで長時間の通話をする人以外にはかなりおすすめです。
おすすめできる人
- それほど通話をしない人
- ドコモ・ソフトバンク・SIMフリー端末の人
- 携帯料金を安くしたい人
- 連絡はほぼLINEで済んでる人
おすすめできない人
- au端末の人(対応していない)
- ドコモブランドが好きな人
- 月に1時間7分30秒以上通話をする人
おまけ:現在の最安プラン比較
2019年3月現在、ドコモとLINEモバイルの最安プランを比較してみました。
NINEモバイル最安プラン | ドコモ最安プラン | |
料金 | 1,200円〜 | 4,180円〜 |
通話料 | 30秒に付き20円加算 | 30秒に付き20円加算 |
データ通信 | 上限1GBの定額制 |
20GBまで上限なく段階的に加算、 最高で8,280円〜まで上昇 |
付帯条件 | なし | 2年間の定期契約 |
解約金 | 契約後12ヶ月以内9800円 | 定期契約期間9500円 |
無料のサービス |
LINE通話・トークなど、 LINEアプリの通信はフリー |
なし |
これはどう解釈しても、安く済ませようと思えばLINEモバイル のほうが圧倒的に勝ってますね。