この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
フルマラソン完走を目標に長い距離を走るようになったのですが、、、、ただ走るのって退屈ですよね。
「スマホで音楽でも聞きながら走りたい!」という希望をかなえ、さらに「ランニングパンツのポケットに鍵を入れて走るとチャラチャラ音がするしなんかポケットが気になる!」という不満を解消すべく、ランニングポーチを探したところこのフリップベルトを見つけました。
購入してからまだ1ヶ月ほどではありますが、自分のニーズにドンズバで最高すぎるアイテムだったのでレビューします。
僕自身がフリップベルトをかなり気に入っているため、熱量多めのレビューになっていますが、購入を検討している人にとっては参考になるかと思います。
フリップベルトとは?その概要
フリップベルトを知らない人に説明するとしたら「チューブ状の腹巻」という説明が一番わかりやすいかと思います。
アメリカ製のランニング用品で、鍵やスマホ、専用のウォーターボトルなどをチューブに挟み込んで携帯でき、しっかりとホールドされるため走っているときに揺れません。販売開始から割と年月が経っているのですが、日米ともに軒並み評価は高く、非常に人気のあるベストセラー商品です。
デザイン
腹巻きと言ってしまうと腹巻きにしか見えなくなってきますが、、、でもおしゃれな腹巻きです。
デザインはシンプルで余計な装飾はありませんが、パイピングの縁取りが効いていおり、また中央のロゴもかっこよく、いい感じにオシャレです。
さらにカラー展開が豊富で発色の良い明るめの色がいくつかあり、これがとても良い。黒やグレーといった落ち着いた色もあるのでその辺りを選べば無難で間違いないですが、僕はせっかくなので「Aqua」という明るいブルーを選びました。
このAquaはとてもきれいな水色で、身につけると自然と気持ちが高まるというか「さあ、頑張って走るぞ!」という気持ちにさせてくれます。
明るい色を選んで、ウェアの隙間からワンポイント的にチラ見せさせるのも素敵なのではないでしょうか。
素材
このフリップベルトを手にしてまず感じたのがとても気持ちいい、さわり心地が良いということです。
表面を撫でるとサラサラしているのにしっとりした感じもあり、すごくいい感じです。きめ細かい薄手のジャージ素材が使われており、よく伸び縮みして身体にフィットしつつ運動した時も身体の動きを妨げることはありません。
材質はポリエステルが92%とライクラが8%です。
ポリエステルの生地は吸水性と速乾性に優れているためスポーツウェアなどに非常に良く使われています。もう一つの素材のライクラというのは伸縮性に優れた素材で、ライクラ単体で使われるというよりも他の繊維と合わせて使うことで仕上がった生地が優れた伸縮性を持つことができます。
そのおかげでこのフリップベルトはよーく伸び縮みして、スマホやらウォーターボトルやらを包み込んでしっかりホールドしてくれるのです。
仕上り・縫製
何度か使って洗濯をしている時に気がついたのですが、このフリップベルトはかなりしっかりと作られています。
縫い合わせてある部分の縫製などもきれいな仕上りであることはもちろんですが、とても頑丈そうです。
すごくちゃんと作ってあるな、と生産地をみてみたら、このフリップベルトはアメリカ製なんですね。
僕はアメリカ製のウインドブレーカーをもっていて、かれこれ20年以上使っていますが全くボロくならずにずっと現役です。
だからアメリカ製のものにはとても良い印象を持っています。
そんなわけで、このFlipBeltもきっと長く愛用できるだろうと思っています。
サイズ感
フリップベルトのサイトにサイズチャート(適合サイズ表)があり、それを参考にして選びました。
以下にそのフリップベルトのサイズチャートを転載しておきますので参考にしてください。
推奨サイズ | 腹囲(ウエスト) |
XXS | 46cm~53cm |
XS | 56cm~63cm |
S | 66cm~73cm |
M | 73cm~81cm |
L | 81cm~89cm |
XL | 89cm~96cm |
僕の体型は身長175cm、体重68kgでウエストが85cm位なのでサイズ表の案内ではLサイズなのですが、少し小さめを選ぶ方が良いとのレビューをいくつか見たのでMサイズを買いました。
これが大正解で非常に良いフィット感です。
フリップベルトをつける位置はちょうどランニングパンツの上端が隠れるくらいの位置ですが、走っていてもその位置からずれることはなく、かといってきつ過ぎることもなく、ジャストフィットしています。ベルトのスリットにスマホやら鍵やらを挟んだときもしっかりホールドして動きません。
これからフリップベルトの購入を考えている人は、迷ったら小さめのサイズを選ぶことをおすすめします。
重さ
乾いた状態のフリップベルトをクッキングスケールで実測してみたところ、重さは84グラムでした。
手に持ってみても重いと感じることはありませんし、腰にセットした時にはつけていることが気になる程の重さはありません。
何か物を入れた時はどうかというのが気になるところかと思いますが、腰の位置にしっかりと固定されるせいか予想以上に物の重さを感じません。
僕の今まで最大の積載量は、スマホ、ウォーターボトル、家の鍵、クレジットカード、スーパーのレジ袋をフリップベルトに挟み込んで走ったことがありますが、走っている時に重さはほとんど気になりませんでした。
つけ心地
つけ心地は非常に良好です。
上記のサイズ感のところでも少し触れたように僕はやや小さめのサイズを選びましたがきつすぎるということはなく、かといって走っている時にずり上がってくる・ずり下がるということもなく常にからだにフィットしています。
購入前は多少締めつけられている感じがするのかな?と思っていましたが、意外なほどに圧迫感はなく、走り始めてしまえば腰に何かをつけていることはあまり気にならなくなります。
走る時にも邪魔にならない
上記の通り、つけ心地のところで触れたように、圧迫感を感じることはないので、走っているときに違和感を感じたり、動きを制限されるような感じはありません。
お腹の方にスマホを入れて、背中の方にウォーターボトルを入れて走っても邪魔な感じはしません。
物が落ちないか?
フリップベルトにはスリットが4箇所あり、そこから物を出し入れします。
そのスリットの部分に物を挟んでおくと、もしかすると走っているときに落ちることがあるかもしれませんが、差し込んだ物をスリットの場所から奥か手前にずらしておけばまず落ちることはないでしょう。
また、カラビナつきの紐が一本ついていますので、鍵はそれにつないでおいたほうが良いでしょう。
いずれにしても、収納した物はかなりしっかりとホールドされて走っている最中にも動いたりしないので、物が落ちる心配はないかなと思います。
出し入れはしやすいのか?
鍵やクレジットカードなど、比較的小さなものは全く問題ありません。スマホは片手で出し入れするのは難しいので、両手を使うことになると思います。
ちなみに、僕のスマホはiPhone6なのですが、フリップベルトの幅とスマホの幅がわりとジャストくらいです。最近のスマホはもっと大きいと思いますが、このフリップベルトはかなり伸びますので問題なく収納できると思います。
ちなみに僕が入れた中で一番大きいものはフリップベルトのウォーターボトルです。
これは厚みがあるのでスマホよりだいぶ体積がありますが、ボトル表面がサラサラして滑りやすいので、あまり抵抗を感じることなくスムーズに出し入れ出来ます。
ウォーターボトルに関しては、入れる時は両手でないと難しいですが、引っ張り出す時は片手でいけます。
スマホは、どんな素材のスマホカバーを使っているかにもよると思いますが、僕の使っているレザーのスマホケースであれば出す時は片手でいけます。入れる時はウォーターボトルと同じく、やはり両手でないと厳しいです。
どれくらい入るのか?
今までで最大の収納量は、家の鍵、クレジットカード、スマホ、ウォーターボトル、スーパーのレジ袋です。これくらいであれば全く問題ありません。
しっかりホールドされて走っていても揺れないので「荷物を持っている」ということが気にならず、気持ちよく走れます。
これにプラスしてエナジージェル程度のものであれば余裕でしょう。
さらに、頑張ればこの他に小さい方のウォーターボトルを両サイドに入れることもできそうではありますが、サイドはカーブがきつく変面が少ないので、体積の大きなものを入れるとやや突っ張るのではないかと思います。
欲張って色々入れ過ぎると出し入れもしづらくなりますし、少し余裕があるくらいにしておいた方がいいでしょう。
お手入れ普通に洗濯OK
フリップボトルのお手入れは簡単で、走り終わって家に帰ってきたら洗濯してしまえばOKです。
僕は割りかしズボラなので適当に洗濯していて、かれこれ10回以上は洗っていますが、とくに変化もなく、型崩れもなく、快適に使用しています。
素材的にも収縮性があり、また丈夫な布地が使われており、縫製もしっかりしていますので、普通に洗って全然大丈夫だと思いますが、気になる場合には洗濯ネットに入れて、お家クリーニングで洗っても十分綺麗になるでしょう。
そもそも、普通に使っていればそれ程ひどく汚れることもないと思いますので、優しく洗ってあげるだけでも十分でしょう。
ただし乾燥機はNGっぽいので注意です。
走ったあと湿っている?
僕の場合、ランニングパンツの上からFlipBeltを巻いているので、直接肌に触れるわけではありませんが、それでもやはり走り終えた後はジンワリと湿っています。
走れば汗をかきますので、この辺りは当たり前というか、、仕方がないかなと思います。
また、走った後にすぐ洗濯できる時ばかりではないので、臭くなったらいやだなあ、と思っていたのですが、今のところ大丈夫です。
匂いや汗に関しては個人差がありますから一概には言えませんが、パンツの上から巻いていれば直接肌に触れないため、皮脂汚れが付着しにくいのではないでしょうか。
イヤな臭いの原因は皮脂汚れの付着ですので、そういった意味では臭くなりにくいのではないかな?と思います。
買ってよかったと思うところ
僕がこのFlipBeltを買った目的は、家の鍵とスマホを携帯して音楽を聴きながら快適にランニングしたい、ということでした。
その目的は100%果たされており、非常に満足です。
それどころか、その他にも、長時間のランニングには欠かせないウォーターボトルやエナジージェル、さらにはクレジットカードなども余裕で携帯でき、快適にランニング出来ています。
購入前の期待を上回るリターンがあったので点数をつけるならば120点は余裕です。
今後さらに長い距離を走ることになる予定なので、さらに点数、満足度は高くなると思っています。
率直に言って、このフリップベルト、最高です!
逆に不満なところ
不満なところはありません。120%満足です。
あえて不満を述べるならば、なぜもっとはやくFlipBeltを見つけられなかったのか?ということだけです。
フリップベルト購入のきっかけ
フリップベルトを購入するきっかけですが、満足度が高すぎてすごく長文になってしまいました。読みづらかったらすみません。
元々は家の周りを軽く走っているだけで満足していたので特に何かを携帯して走る必要はありませんでした。
というかむしろ出来るだけ何も持たないで走りたい方だったので、施錠のために家の鍵を持って走らなければならないことすらイヤだなと思っていたのです。
しばらくはそんな感じで出来るだけ身軽に走っていれば良かったのですが、ランニングを始めて一年程経った頃(と言っても最近ですが)家の周りをただ走るだけでは物足りなくなり、フルマラソン完走を目標にしてトレーニングをするようになったのですが、それから事情が変わりました。
何が一番変わったかというと、走る時間が長くなったところ。
フルマラソンを完走するには長い時間走れるようにならなければなりませんので、必然的に普段のランニング時間も長くなっていきます。
長い時間ランニングするようになって初めて気がついたんですけど、、、ランニングってけっこう退屈なんですよね。
軽く30分くらい走る分にはまだ平気なのですが、1時間とか走っていると疲れても来るけど、だんだんつまらなくなってきます。僕は。
で、つまらなくなると、どうしても意識が内側に向いてくるので「太ももが痛くなってきた」とか「息が苦しくなってきた」とか自分の消耗具合が余計に気になるようになります。
退屈だし疲れるし、これどうにかしないと続けられないかも?と改善策を考えた結果、音楽を聴きながら走れば少し違うのでは?と思いつきました。
ただ、いくら音楽が聴きたくても、ランニングパンツのポケットにスマホを入れて長い時間走るのはいやでした。そうするとやっぱりランニング用のポーチがあった方がいいのかなあ、とAmazonで探していたところこのフリップベルトを見つけました。
他のランニングポーチなどに比べると、価格がやや高かったのですが、レビューを見てみると軒並み高い評価だったので、買ってみたところ大正解!というわけです。
今回、僕にフリップベルトを進めてくれたのは、Amazonのおすすめ機能でした。とても感謝しています。
ちょっとした荷物ならフリップベルトがベスト
ここまで読んでいただいた方にはおわかりいただけたかと思いますが、このフリップベルトは本当におすすめです。
家の鍵、スマホ、クレジットカード、エナジージェル、これくらいを入れて走るのであれば、おそらく最強だと思います。ウォーターボトルもフリップベルトの純正品を使うのであれば、これに加えてもいいでしょう。
いわゆるランニングポーチでは味わうことのできない一体感があります。
もっと容量の大きな水筒を携帯するとか、着替えが必要とかになるとまた別のものが必要にはなると思いますが、少なくとも普段の1〜2時間のランニングで使うのであればベストチョイスといって良いのではないでしょうか。