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プリンターを新しく買うつもりはなかったのですが、結果的にこれを買って良かったと思います。
見た目がスッキリしているところと、印刷コストが10分の1になって気軽にプリントできるところが特に気に入っています。
EPSON PX-S270Tの紹介
購入したのはこちらです。
仕様
寸法 | W:375 x D:347 x H:151(mm) |
重量 | 約4.5kg |
印刷コスト | モノクロ 約0.4円 |
用紙 | 最大A4 |
給紙方法 | 用紙カセット 250枚 背面手差しトレイ 1枚 |
両面印刷 | 可能 |
接続 | 有線LAN 無線LAN USB |
インク | モノクロ エコタンク対応 |
対応OS | Windows Mac OS |
製品詳細は下記メーカーサイトにてどうぞ。
特徴
特徴は、
- エコタンク搭載
- 低印刷コスト
ということになるかと思います。
それぞれのキーワードを簡単に説明すると以下の感じです。
要するに、特徴でありメリットは「印刷コストを抑えられる」ということに尽きると思います。
インクカートリッジ交換式ではなく、インク液を補充するタンクがプリンターに内蔵されています。
従来よりもインク容量が大きくコストが安いのがメリットです。
モノクロ印刷一枚あたり約0.4円です。
購入のきっかけ
我が家では、しばらく前(7年位)に購入したエプソンのPX-M650Fというプリンター(カラー複合機)を使っています。
カラープリントの他にもスキャン機能やFAX機能があり多機能でいいのですが、カラーであるがゆえに頻繁にインクカートリッジを交換しなくてはならず非常に不経済です。
また他の問題点として、インクカートリッジと本体接合部が接触不良になっているらしく、カートリッジを交換するたびに「インクカートリッジを正しく取り付けてください!」的なエラーメッセージの連続攻撃に苦しんでいました。
という状況の中、ついこの間、残量不足のためインクカートリッジを交換しなくてはいけないタイミングが訪れました。
当初、今まで通り新しいカートリッジを購入するつもりでAmazonを物色していたのですが、関連商品として出てきたプリンターを見ているうちに「いっそのこと、もっとランニングコストの安いプリンターに買い換えるのもありでは?」と思い立ち、あれこれ調べた末にこのプリンターを購入することにしました。
選んだ理由
エコタンク方式
これが一番大きな理由です。
大容量インクでローコスト、またカートリッジ交換式ではなくインク補充式なのでさんざん悩まされてきたカートリッジの接触不良から解放されます。
モノクロ
現在我が家ではカラー印刷が必要になることはほとんどありません。
カラー機はどれか一つでもインク残量不足になると印刷ができなくなってしまうため、管理が面倒でコストもかかります。
カセット給紙
安価なモノクロプリンターは手差し給紙のみのモデルもありますが、いちいち手差しするのは面倒だし、かといってコピー用紙をずっと差しっぱなしにしておくのも嫌です。
給紙方式は意外と見落としそうだったので注意して選びました。
背面給紙にてA4より小さいサイズの用紙にも対応しています。
デザインがシンプル
以前から使用しているPX-M650Fに比べると、このPX-S270Tは無駄のないシンプルなデザインです。
PX-M650Fを購入した当時はそのコピー機然とした佇まいが嫌いではなかったのですが、時間の経過とともに「家庭用としては少し目にうるさい」と感じるようになっていました。
価格が手頃
安くはないですけど、製品に対してのお手頃感はありました。
Mac OS対応
我が家はパソコンとスマホはAppleなのでMac OS対応であることは必須でした。
じつはキャノンにも良さそうな大容量インクのモノクロプリンターがありましたが、Mac OS非対応だったため候補から外れました。
感想
スッキリ&コンパクト
スッキリしたデザインでサイズもコンパクトなので収まりが良いです。
また余計な装飾や色がなく、リビングのよく目につく場所に置いても目立つことなく、気になりません。
気兼ねなく印刷できる
このプリンターの購入により、我が家のモノクロ印刷コストは約10分の1になりました。
機種 | モノクロ印刷代 |
PX-M650F | 約4.1円/枚 |
PX-S270T | 約0.4円/枚 |
新規インク補充後は約6,000ページ印刷可能らしいので、当分インク補充は必要なさそうではありますが、仮に将来補充用インクを購入するとした場合、大体2,000円ほどで購入可能です。
インク交換も黒一色なので気楽です。ということで気兼ねなく印刷できます。
音は普通
購入前にレビューを調べたところ「音がうるさい」という書き込みがあり、少し気になっていたのですが、実際に使ってみた印象としてはまあ普通かなと思います。
少なくとも、以前使用していたPX-M650Fよりはうるさくありません。
「印刷音は静かなのか?」と言えば、決して静かではありません。しかし普通に使えば問題ないと思います。
立ち上がりも早い
これも以前から使用しているPX-M650Fとの比較になりますが、電源を入れてから印刷可能になるまでは格段に速いです。
インクは入れやすい
購入時、「インクを入れるときに溢れたら嫌だな」と気になっていましたが、実際にやってみるとその点はよく考えられており、普通にやればインクがこぼれる心配はなさそうです。
説明書を見ながらやれば特に難しくないので、同じことが心配な方はご安心を。
まとめ
購入にあたっては近所の家電量販店で現物を確認し、値段的に納得できればそのまま買おうかと思って店員さんに価格交渉してみましたが、ネットより結構高かったので結局Amazonで買いました。
そのお店には申し訳ない気持ちはありますが、値段もかなり違っていましたし、Amazonは送料無料で自宅まで持ってきてくれるのも助かります。
購入後、今までのところの成果として、
- 子供の学習用のプリント・・・数十枚
- 僕の簿記学習用のプリント・・・数十枚
- 家族旅行のしおり・・・数枚
- PASMOの通学定期購入のための資料・・・数枚
といったものを、インク残量を気にすることなく軽い気持ちでプリントできました。
いずれもプリントが必須だったかといえばそうではありませんが、プリントしたことで勉強が捗ったり、旅行気分が盛り上がったり、定期券購入の方法が理解しやすかったりしたので、新しいプリンターを買って良かったなと思っています。