中高年の皆さん。ブログなんて若い人のするもの、と思っていませんか?ブログに年齢なんか一切関係ありません。むしろ中高年こそ積極的にブログを書くべきです。
ブログを書くメリット
やりがいが生まれる
ブログを始めることで新しいやりがいが生まれます。
正直に言って、ブログ運営は楽しいことばかりではありません。
ブログを始めることは誰にでもできますが、無料ブログサービスを利用するにしても、レンタルサーバーを借りるにしてもある程度の勉強は必要です。
でも、その勉強が楽しいのです。
パソコンやネット関係に疎い人からすると「そんなの無理だし」と思うかもしれませんが、実際にやること自体はそう難しいことではありません。少しずつ理解していけばブログ開設など誰にでもできることです。
苦労しながらでもブログが形になったら感動しますよ。年齢に関係なく、新しいことにチャレンジするのは刺激的なものです。
もちろん、ブログは開設して終わりではありません。
ブログを始めることは誰にでもできますが、ブログを続けることは誰にでもできることではありません。実は続けることのほうが何倍も難しいのです。
記事がうまく書けない、記事のネタがない、アクセスが集まらない、他のブログを見て落ち込む、、、などなど、ブログを運営していくと色々な壁にぶつかります。
でもあきらめずに、向上心を持って、しかしマイペースで(これが大切)ブログを続けていれば必ず道は開けます。そしてその時は何事にも替えがたい喜びを味わうことができます。
何かに挑戦してそれを達成する喜びは人生を本当に楽しくしてくれますし、中高年が陥りがちな危機から救ってくれるかもしれません。
「定年後の燃え尽き症候群」や「空の巣症候群」という言葉をご存知ですか?
「定年後の燃え尽き症候群」とは文字通り、仕事を定年退職したあとに自分の生きがいや居場所を見つけられないことで心身ともに不調になってしまうことです。
また「空の巣症候群」とは子供が自立した後に襲われる喪失感、自己不要感のことで、主に中高年の子育てを終えた女性に多く見られる症状と考えられているようですが、、、こういった症状は男女関係なく起こりうると思います。
僕はまだ40代半ばですが、娘たちが成長するに従って「パパ大好き、パパと結婚する!」から「パパうざい」に変化していく過程でかなりの喪失感を味わいました。
今だから笑い話にできますが、段々と身体面でも老い(ハゲるなど)を感じるようになるなかで、あんなに可愛かった娘たちに冷たくされるのは正直言って相当辛かったです。マジで。
でもその時「このまま子供に何かを求めていたらいけない」と思い、他に何か打ち込めるものを探した結果ブログにたどり着いてから7ヶ月ほど、まだまだこれからではあるものの、徐々にアクセスも増え収益も発生しつつあります。
うまくいかないことや悩むこともありますが、そういうの全部もひっくるめて、現在とても充実しています。
定年後に生きがいや居場所をなくしてしまうのも、子供の自立後に喪失感に襲われるのも、要するに自分以外の何かに依存しすぎてしまうことが原因です。
仕事も子供もとても大切だとは思いますが、どちらも自分のものではなく、結局は自分から遠ざかっていくものです。
その点ブログは、自分でやめない限りはなくなることはありません。ずっと自分のものです。そう考えるとブログとは、広大なインターネット空間における自分の分身とも言えるかもしれません。
手をかければかけるだけ成長する自分の分身を育ててゆくような楽しさがブログ運営にはあります。
収入源になる
ブログを続けていると収入源になります。
僕のこのブログは開始から現在7ヶ月ほどになりますが、少しずつアクセスが増えるとともに収益が発生するようになりつつあります。
なぜか?それはブログに広告を掲載しているからです。その広告に誰かが興味を持ってクリックする、もしくはそこから商品を購入すると広告費的なものがブログの運営者に支払われる仕組みになっています。
こういった仕組みがあることを知らない人にとっては、なにやら難しいことをやっているように感じられるかもしれませんが、実はやることはとても簡単です。ブログを開設できた人ならば、少し努力で広告を設置することができるようになるでしょう。
もちろん初めから大きな収入が見込めるわけではありませんが、こつこつとブログ運営を続けていくことで、ゆくゆくは生活を支えるような収入源として育てることも可能です。
つい最近、社会保障費用の財源として消費税の増税がありましたが、今後ますます少子高齢化が進む日本で、先行きに不透明さを感じている人は多いのではないでしょうか。
国や自治体はあまりあてにできそうにありませんし、自分の子供だってあてにできないと思っています。
そんな中、年金と貯蓄の他に、ブログからの収入が月々3万円なり5万円なりあるとしたらどうですか?かなり心強いですよね。月に3万〜5万円の収益というのはブログを根気よく続けていれば達成できる現実的な金額です。
やりがいや生きがいについてもそうですが、収入の面でも分散化しておくことは長い人生のリスクヘッジの意味でとても重要かと思います。
参入障壁が低い
ブログは少資本で立ち上げることができるので非常に参入障壁が低いです。
僕がこのブログを始めるときにかかった初期費用は、ざっくり計算して4千円弱ほどです。年間費用を見積もってみてもざっと1万円くらいだと思います。
たとえばスポーツクラブや習い事に通うとしたらもっと大きな出費になりますよね。
それから、旅行やカメラ、ゴルフといった趣味にしても始める時点でかなりのお金が必要になります。
それに比べたらブログの運営費用なんてタダみたいなもんです。
そのうえ更に、ブログが成長して収益を上げるようになれば、かかった費用の元を取るどころかそれをはるかに上回るリターンを得ることだって可能です。
ブログは「最も少資本で始められるビジネス」と表現されることがあるのですが、まさしくその通りだと思います。
ブログを書くべき理由
ニーズの多様化
少子高齢化が現在進行系で進んでいる日本ですが、インターネット上のコンテンツで言えば決してそうではありません。むしろ高齢者向けのコンテンツは不足していると言っていいでしょう。
ここに中高年こそブログを始めるべき理由があります。その不足しているコンテンツへのニーズを満たすことができればより社会も充実しますし、ブログからの収益を考えたときにも正直かなり美味しいはずです。
中高年は人口に占める割合が多いだけでなく、可処分所得の多い層でもあります。そしてパソコンやスマホでのインターネット利用率も年々高くなっています。
ということは、年々拡大しているインターネット広告における中高年をターゲットにした広告は、今後間違いなく増えていくだろうと考えられます。
若い人でも中高年向けのブログを作ることはできますが、、、やっぱり中高年がつくるものには及ばないと思います。中高年が中高年に向けて発信するからこそ共感が生まれるわけであって、ブログってそういうものだと思います。
経験豊富=ネタが豊富
経験豊富ということはそれだけブログの記事にできるネタがあるということです。
「自分の経験なんて大したことない」と考える人もいるかと思いますが、そんな事はありません。あなたのその経験を知りたい人は必ずどこかにいます。
そしてそれをブログに書けばインターネットという海が必ず届けるべき人の元へあなたの経験を届けてくれるのです。
実際に経験をした人の書く記事には、インターネットで調べて書かれた実体験に基づかない記事とは比べ物にならない説得力があり、またオリジナリティーがあります。
そのような実体験に基づく記事にこそ価値があるのです。
まとめ
何かをはじめたいという意欲がある人やこのままでいいのかという漠然とした不安がある人には、ぜひブログを始めてみることをおすすめします。
ブログには、新しい知識を吸収する楽しさやブログを育てていく喜びがありますし、ローコストで始められる手軽さもあります。
その上、うまくすれば収入も期待できるのです。まだまだ中高年向けコンテンツでは先行者利益を得られると思います。老後の社会保障がゆらぎ始めている状況では、収入源の確保は文字通り死活問題になりかねません。
人生100年時代とも言われる現代において、幸せに生きるためには健康と生きがいとお金をどう維持していくかは本当に大切で、国や会社や他の人に頼っているだけでは思うようにはならないでしょう。もう人任せにしていてはダメなのです。
もちろん、ブログでなくても構わないのですが、僕は色々と考えてみた結果、ブログはかなり優秀で有望だと思っています。こんなにローコストでトライアンドエラーを繰り返せるビジネスなんて他にありませんから。
それにやっぱりまだ今は、インターネット上には若い人向けのブログが多いです。
それが悪いわけではないけれど、もっと落ち着いた雰囲気で知的好奇心を満たしてくれるような質の高いコンテンツが増えるといいなという願いも込めてこの記事を書きました。