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日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」にプラン変更してから半年以上経過し、これまでの累計で1万円以上節約することができました。
いろいろなものが値上がりしている昨今、スマホ代を安くしたいと考えている人も少なくないでしょう。
そこでおすすめなのがこの「合理的シンプル290プラン」ですが、非常にミニマムなプランであるがためにほとんどの人が「本当に大丈夫なのか?」という不安を持つのではないかと思います。
ということでこの記事では、僕がプラン変更前に感じていた不安点について実際どうだったのか?というビフォア&アフターを紹介します。少しでも参考になれば幸いです。
プラン変更のきっかけ
まず、僕がどのようなきっかけでプラン変更しようと思ったかを明らかにしておきます。
20Gもいらなかった
「合理的シンプル290プラン」に変更する前は、同じく日本通信SIMの「合理的20Gプラン」を利用していました。
元々データ通信の主な用途は通勤時のネット接続でしたが、昨年の春に仕事を辞めたことで通勤をしなくなり、20Gのデータ量のほとんどが使われなくなりました。
これはもったいないと思い、以前から注目していた「合理的シンプル290プラン」への乗り換えを真剣に考えるようになりました。
節約したかった
仕事を辞めるということは収入がなくなるということです。
幸いなことに、すぐに生活に困る状況ではありませんが、やはり可能な限り節約したいと考えるようになりました。
しかし仮に経済的に十分な余裕があったとしても、こういった不要な支出の垂れ流しを黙認することはできなかったと思います。
プラン変更の内容
次に、プラン変更のビフォア&アフターについて述べるにあたり、変更の内容を明らかにしておこうと思います。
変更前 | 変更後 | |
プラン | 合理的20GBプラン | 合理的シンプル290プラン |
基本料金 | 2,178円 | 290円 |
データ | 20G | 1G |
1G追加 | 275円 | 220円 |
無料通話 | 70分間 | なし |
通話料 | 11円/30秒 | 11円/30秒 |
各プランの詳細については下記リンク先から公式サイトにてご確認ください。
変更を考えている時点では月額2,178円の「合理的20GBプラン」を利用していましたが、20GBのデータ量を使い切ることはなく毎月大量に余らせていました。
退職前は通勤時にyoutubeなどの動画サイトを頻繁に見ていましたが、それでも毎月10GBほど余っていました。
退職後は言わずもがな、ほぼ自宅で過ごす生活となったためモバイルデータ通信を利用することが極端に減り、20GBのうち1〜2GBしか使わないという状況になりました。
退職後も引き続き20GBを利用していた期間は数ヶ月でしたが、今考えるともったいなかったです。
気になっていたこと
次に、僕が「合理的シンプル290プラン」への変更を決める際に気になっていたことについて説明します。
逆に割高にならないか?
まずは、節約したくてプラン変更したは良いが、結果としてその目論見が仇となり、かえってスマホ代が割高にならないか?ということが気になりました。
データ→ 料金↘︎ 通話↓ | 1G 290円 | 3G 730円 | 5G 1170円 | 7G 1610円 | 9G 2050円 |
0分 | 290円 | 730円 | 1170円 | 1610円 | 2050円 |
5分 | 400円 | 840円 | 1280円 | 1720円 | 2160円 |
10分 | 510円 | 950円 | 1390円 | 1830円 | 2270円 |
15分 | 620円 | 1060円 | 1500円 | 1940円 | 2380円 |
20分 | 730円 | 1170円 | 1610円 | 2050円 | 2490円 |
25分 | 840円 | 1280円 | 1720円 | 2160円 | 2600円 |
30分 | 950円 | 1390円 | 1830円 | 2270円 | 2710円 |
上の表は「合理的シンプル290プラン」の料金体系に基づき、利用データ量並びに通話時間と合計月額料金の関係を簡単に表したものです。(注1:実際のプランにおいては、利用データ量は1GBごと通話時間は30秒ごとの従量課金となるため合計料金もより細分化されます。)(注2:上の表の料金にはユニバーサルサービス料2円〜3円と電話リレーサービス料0円〜1円は含まれていません。)
例えばデータを7GB利用し、さらに30分通話した場合の合計料金は¥2,270円となり「合理的20GBプラン」の料金¥2,178円よりも高くなります。これでは意味がないどころかデータ量あたりの単価及び通話時間あたりの単価で考えた場合大幅に割高になり、プラン変更しない方が良かったということになってしまいます。
直近の利用状況から考えて従来のプラン変更後にスマホ料金が高くなる可能性はかなり低かったのですが、ほんの少しだけ不安もありました。
そのデータ量で本当に足りるのか?
「そのデータ量」とは具体的な数字ではありませんが、大体1~3GBくらいをイメージしていました。
使用データ量をそれくらいにおさえられたらプラン変更によって大きなメリットが生まれますし、逆に言えばそれくらいのメリットが生まれなければわざわざプラン変更する意味が薄いとも考えていました。
したがって、「そのデータ量で本当に足りるのか?」とは「1~3GBで本当に足りるのか?」と言い換えて構わないと思います。
プラン変更を検討している時点での直近数ヶ月の利用状況は1~3GBで抑えることが十分可能だと示していましたが、「状況が変わったらどうしよう」とか「土地勘のない場所でマップアプリ使用時にデータ上限を迎えてしまいデータ上限を変更しようにもモバイルデータ通信ができず袋小路に陥ったらどうしよう」などといった不安が浮かびました。
通話量が多額になるのでは?
元々積極的に通話をする方ではありませんが、それでも必要に駆られやむなく発信通話をすることもあります。
変更前の「合理的20GBプラン」には月額基本料金に70分間の無料通話がついていたため、利用期間中に別途料金が発生することはありませんでした。
しかし変更後の「合理的シンプル290プラン」には無料通話はついておらず通話した分の料金が請求されます。
仮に利用データ量3GB・通話時間30分で月額料金を見積もってみると1,390円となり、プラン変更のメリットが十分にあると考えられます。またそれまでの自分自身のスマホの利用状況から考えて、「データ3GB・通話30分」以内で収めることはそれほど難しくないともわかっていました。
しかし頭では理解できてもやはり漠然とした不安があり、「急に長時間の発信通話をしなくてはならなくなったらどうしよう」などと考えてしまうこともありました。
実際どうだったか
では実際にプラン変更をしてどうだったかについて説明します。
変更後のスマホ代
まず「合理的シンプル290プラン」に変更してからのスマホ代を提示します。
請求月 | 基本料金 | 通話料 | 合計 |
2022年7月 | 293円 | 176円 | 469円 |
2022年8月 | 513円 | 33円 | 546円 |
2022年9月 | 513円 | 187円 | 700円 |
2022年10月 | 513円 | 352円 | 865円 |
2022年11月 | 292円 | 99円 | 391円 |
2022年12月 | 292円 | 429円 | 721円 |
2023年1月 | 292円 | 0円 | 292円 |
2023年2月 | 292円 | 0円 | 292円 |
合計 | 3,000円 | 1,276円 | 4,276円 |
平均月額 | 375円 | 159.5円 | 534.5円 |
激安になった
プラン変更前のスマホ代は月額2,178円。
それに対してプラン変更後は平均月額534.5円となり、ひと月あたり1,643.5円削減できています。
変更前は「かえって割高になるのでは?」という不安もありましたが杞憂に終わり、プラン変更のメリットを大いに実感できる結果に満足しています。
データは使っても2GB
データは多く使った月でも2GBで間に合いました。
使用できるデータ上限がはっきりしたことで、以前よりも外(モバイルデータ通信環境下)でのネット接続には注意をするようになりました。
また、使用可能なデータ量上限は日本通信のマイページにて変更可能で即時反映されるため、例えば長時間の外出予定がある時などは事前にデータ上限を変更しておけば、必要な時にネットに接続できないという状況は回避できると思います。
しかしほぼ家にいる生活を送っている身にとっては、データが足りなくなるという心配は無用だったようです。
通話は多くても500円以下
プラン変更後、最も通話料金が高額だったのは2022年12月の429円でした。
通話料金が429円だったということは、19分30秒の発信通話があったということです。
通話料金:11円/30秒=22円/1分
429円÷22円=19.5分(19分30秒)
この月は電話をしなければならない用事がいくつかあり、一件ずつの通話時間は長くなかったものの自分にしては電話をかけることがが多い月だったので料金が気になっていました。
結果として429円という通話料金については許容範囲かなと考えています。
この許容範囲というのはあくまでも単月の話であり、今後通話料金が400円〜500円の月が多くなるようであれば「70分無料通話オプション」(+700円)の追加を検討すべきだと思います。
しかし今のところひと月あたりの平均通話料金は159.5円に抑えられており、プラン変更前に抱いていた「通話料が多額になるのでは?」という心配は杞憂だったということになります。
まとめ
プラン変更後の8ヶ月で従来比約13,000円のスマホ代を節約することができました。
月当たり約1,600円、年間では約19,000円の出費削減です。無視できない金額ではないでしょうか。
結果としてはプラン変更時に不安に思っていた状況にはならず、心配は取り越し苦労だったかのようにも思えますが、その心配は全くの無駄だったとは思いません。
可能性としてはプラン変更した結果逆にスマホ代が高くなることもあったわけで、色々と心配があったおかげで気が引き締まり、その結果が顕著なスマホ代の削減として現れたのだと思います。
「合理的シンプル290プラン」は極端なプランなのでプラン変更に際して不安を感じるのは当然です。
その不安は不安として受け止めて注意点を明らかにし、注意してプラン変更を行えばきっと良い結果が得られると思います。