「ブログを100記事書けばアクセスが増える」という罠

ブログ運営に関してよく言われる「100記事書いたらブログにアクセスが集まる」「投稿数が100記事を超えるとブログのPVが増える」というのは本当なのでしょうか?

100記事という数字に意味はない

結論から言うと100記事という数字には意味はありません。ブログのPVを増やすために必要なのは、ニーズのある記事を書くことです。記事数は関係ありません。

例えば「ああああ」「いいいい」などの意味のない文字列だけの記事を100記事投稿したとして、そのブログにアクセスが集まるでしょうか?

集まりませんよね。

なぜならばその意味のない文字列だけの記事には誰のニーズも無いからです。ニーズのない記事は誰からも求められない、つまり検索されないので100記事書こうが1000記事書こうが誰もその記事を見に来ることはありません。

したがってアクセスは集まらずPVは増えません。その実例として、僕のおぞましい経験をご紹介します。

報われなかった100記事

実は、僕はこのブログと並行してダイエット日記ブログを書いていました。

日々の体重変化と一日の過ごし方や食べたものなどを毎日投稿し、100記事以上になりましたが、全くアクセスが集まりませんでした。なぜかというと、僕のダイエット日記は誰の問題も解決できず、誰からも求められなかったからです。

厳密に言うとPVは0ではなく一番多い月で50PVほどアクセスがありましたが、それらはすべてスパム的な海外からのアクセスで国内からの検索流入はガチの0です。

このダイエットブログは自分なりに頑張って書いていて、仕事から帰ってきてどんなに疲れていても、どんなに眠くても、毎日欠かさずに投稿を続けていたのですが、残念ながら努力は全く報われませんでした。

もうそのブログは削除してしまいましたが、正しく努力しないとどれだけ頑張っても報われないという残酷な実例です。今となれば、それもいい経験だったかなと思えるようになりましたが、ブログを書いていた頃はかなり辛かったです。

目安にはなるが本質は異なる

しかし、誤解を恐れずに言えば、一面では「100記事書く」ということはブログの成長をはかる一つの目安になるとも言えなくもありません。

しかし本質は異なります。

どういうことなのか?

それは「時間の経過」とブロガー自身の「習熟度」を「100記事」という記事数に置き換えて表しているからです。

時間の経過

書いた記事にアクセスが集まるためには、その記事がグーグルの検索エンジンに評価されて検索結果の上位に表示される必要がありますが、通常それにはある程度の時間が必要です。

ある程度の時間とはどれくらいかというと、2〜3ヶ月と言われています。つまり、ニーズのある記事を書いても2〜3ヶ月はアクセスが集まらない場合が多いのです。

また記事だけではなく、ブログ自体もグーグルから評価されるようになるには少なくとも2〜3ヶ月は待たなくてはなりません。ブログを始めてもすぐにはアクセスが集まらないものなのです。

そこに「100記事書く」ことがブログの成長の目安になるという理由の一つがあります。つまり「100記事書いているうちに記事やブログが評価されるために必要な時間が経過する」ということです。

例えば、1日に1つ記事を書いたとして、ブログを100記事書くには3ヶ月と少しかかります。ユーザーのニーズを満たす記事であればグーグルから評価され、上位表示され始めてもおかしくない時間が経過していることになります。

要するに「100記事」という記事数に意味があるわけではなく、そのために必要であろう時間の経過、所要期間に意味があるというわけです。わかりにくいですけど論点がずれていますよね。

習熟度

ブログの記事がグーグルに評価され、検索結果で上位表示され、ユーザーに見てもらえるようになるためには時間の経過の他にユーザーのニーズを満たす記事の質も必要です。

しかし、これが難しい。

ブログを書き始めた頃は、記事の質どうこうの前に書くこと自体が難しく感じます。僕は誇張ではなく「何を書いたら良いのかわからない」「どう書いて良いのかわからない」という状態で、一つの記事を書くのに何時間もかかりました。

文章を書くことに苦手意識はありませんでしたが、それでも実際にブログを書くことは想像していたよりもずっとずっと大変な作業です。

その大変さを克服し、さらにニーズのある記事を書くにはどうするかというと、とにかく経験を積むこと、つまり一つでも多く記事を書くことが最も有効です。そしてこれが「100記事書けば」のもう一つの正体です。

要するに、とにかく記事をたくさん書いて、記事作成スキルを磨けということで、その目安が切り良く「100記事」という数字で表れているというわけです。

アクセスを集める記事を書く能力を身につけるには実践が一番で、一つでも多く記事を書くことが重要なのですが、、、

ただでさえブログ開始当初のアクセスが集まらない時期に記事を書くモチベーションを維持するのが難しいところへ、追討ちをかけるように記事を書くこと自体の難しさが加わるのです。

それは苦行と言ってもいい辛さがあります。

しかし、それでもどうにか続けていると徐々に記事も書けるようになり、100記事くらいまで試行錯誤と努力を積み重ねれば、たまにはユーザーのニーズに合う記事がかけるようになっていることもあるでしょう。経験上わかる部分も確かにあります。

ですが例えとしては理解できたとしてもやはり論点はずれています。求められるのはブログを100記事書くことではなく、質の高い記事を書くスキルを身につけることなのですから。

「量より質」「急がば回れ」

上述のように、100記事を書くことがブログにアクセスを集めるための一つの目安になるとしても、事実として記事数はアクセスに関係がありません。

したがって、アクセスの集まるブログにしたいならば「まずは100記事達成を目標に」というように記事数を目的にすることは間違いであると僕は思います。

間違っているどころか、記事数を増やすことに重きをおくことで読者の需要がない記事を量産することになっては、かえってブログの成長を妨げることになりかねません。

記事数は少なくても、投稿ペースが遅くても、世の中のニーズがある記事を書けば必ずアクセスは集まってきます。2週間で適当に100記事書くよりも、半年でユーザーのニーズを意識した記事を50記事書く方が結果的にはアクセスの集まるブログになるはずです。

アクセスの集まる良いブログにしたいならば、「量より質」「急がば回れ」の運営方針であるべきだと思います。

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